2015年12月14日

「SFコーチングワークショップ第3回」レポート

SFアカデミア SFアカデミアは「SFコミュニケーション」に関する
学習と実践を促す学び合いの場です。
「SFコーチングWS第3回」レポート

抜けるような晩秋晴れのこの日、16名のご参加をいただきました。参加の動機は、組織でのコーチング活用に、さらなるヒントを得るため。自分自身のコーチング力を高めたい。SFは初めてだが、業務に活かせそうな感じがしたから。第1回、2回と参加して、さらに深めたいと思ったので。など様々でした。

4グループに分かれて、第1部 SFコーチングのコツ、第2部 ケース毎の対応、第3部 実践練習 というプログラムで進みました。

プロコーチ渡辺照子 SFコーチングワークショップの様子
【第一部】SFコーチングのコツ
  • ソリューションフォーカスについての説明(源流や特長)
  • OSKARモデル復習
  • SFコーチとして大切な姿勢
  • OSKARモデルを基本とした、SFコーチングのプロセスにおける
    コツの解説
【第二部】ケース毎の対応
  • ビジネスシーンにおける1つのケース(以下に抜粋)について、どの様にSFコーチングを進めるかを皆で検討
  • ビジネスシーンにおける4つのケースを、各グループごとに分担し事例検討のうえ、検討結果をシェアし合う
ケース1:上司・部下の会話
私がこのプロジェクトのリーダーをするというのは、 納得がいかないです。なぜ、私がやらなければならないのですか?
このプロジェクトの先は見えています。Aさんの方が適任です。
Aさんは、いつも楽なミッションの取り組みをしていて、このままだと、また彼は評価され、私の評価は下がってしまいます。割が合わないです。
⇒ さてこのケースどの様にSFコーチングできるでしょうか?
【第三部】実践練習
  • OSKARモデル実践練習
  • 自身のコーチング力を高めるためのチームスーパービジョン
実践演習の様子 チームスーパービジョンの様子

各二人組になり、一人がSFコーチとなって、コーチングを実施し、自身のコーチングの課題を明確にした。その後、三人組になり、主役になった時に自身の課題をテーマとし、他の二人から更なる前進・成長のきっかけをSF的に得る、SFコーチング・チームスーパービジョンを行った。

<チームスーパービジョンのプロセス>
1. 準備する2. 発表する3. 明確にする
4. OKメッセージ5. リフレクティング6. 終了する

***ご参加者から頂いた感想より***
自分からSFの場作りを続けていくことが大切であると確認しました。
・周りの方々の考えを聴く場を増やしていきたいと感じました。
・「今」この瞬間を!テーマに来年は努力いたします。
今回の参加目的は、自分のコーチングスキルをアップさせたい、ということでしたが、渡辺コーチからSFコーチングのコツ、ポイントをお聞きし、なるほどと思うと同時にコーチングのワクワクするような良さを感じました。一番印象に残っているのは、全身全霊のOKメッセージです。また、そのコツやポイントを他の参加者の方と、WSを通じて共有できたことも良かったです。自分のコーチングについて相談できたことは、視野が広がりとてもありがたい時間でした。
「今日のフューチャーパーフェクト」として「SFコーチングのスキルを上げて、自信をつける」を掲げました。スキルの自信は強まりましたので、目的は達成いたしました。具体的には、①問題(課題)の本質を探るタイミングも「Outcome」のステップで進めることが確信でき自信につながりました。②また、ケースも5件ありケース毎の個別に考えることやケースに共通していることが 確認でき非常に良かったです。最後のSFコーチング・チームスーパービジョンも面白かったですが、時間を十分とって、もっと沢山のメンバーと人を変えて対話できれば、更によかったと思います。
セルフコーチングする場合のやり方のヒントを頂けました。
自分のコントロールにも使いたいと思います。他人事から自分事への転換の方法を知れました。行動に結び付きやすくなりそうです。寄り添う気持ちが全ての行動(聞き方、問いの内容など)に表れるので、テクニックだけでなく思いを大事にする。
ソリューションフォーカスは小さな一歩を踏みし解決につながる道筋がみえる気がしました。 患者様には小さな一歩から希望を見出していただけるよう、早速使ってみようと思っております。
できて当たり前、できなかったら叱られる、OKメッセージをもらうことが少ない社会ですが、我が子を始め同僚や知人にもOKメッセージを発することで自己肯定感や自信につながるよう、身近なところからソリューションフォーカスを取り入れてみます。

さて、本年は「10周年記念企画スペシャルプログラム」として、SFコーチング・ワークショップを5月・8月・11月の3回実施してまいりました。

毎回たくさんの方にご参加いただき、楽しさの中に、活気溢れる、充実した学び合いの時間を共有させていただき、感謝いたしております。

3回を通して私が感じたことは、皆さんが、SFコーチングをもっと知りたいし、試してみたいと思っていらっしゃるということです。

ご好評をいただきましたので、2016年は、「SFコーチングセミナー」と名称も新たに、引き続き開催することになりました。(年3回)

◆SFコーチングセミナー
開催日時: 2016年3月26日(土) 13:00〜17:00
場所: ちよだプラットフォームスクウェア
http://www.yamori.jp/access/
参加費: 8,000円(税込)
最小催行人数: 8名
内容: SFコーチングの基礎・SFコーチングデモ・SFコーチング実践練習
進行: 株式会社ソリューションフォーカス
ラーニングファシリテーター 渡辺照子
お申込: http://sf-academia.jp/registration/reg_form.php#coachingws

内容としては、今まで以上に、時間内でのコーチングの実践練習の機会と、“その時、どうSFコーチングするか?”ということについて、参加者同士の深め合いの時間を持ちたいと思っています。皆さまのご参加をお待ちいたしております。

SFアカデミア (株)ソリューションフォーカス・ラーニングファシリテーター 渡辺照子
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「SFコーチングワークショップ」DVDの販売

「SFコーチングワークショップ」DVDの販売

お申込は12月28日まで(各3,000円)

vol.1 平成27年4月29日実施:SFコーチング:OSKARモデル
vol.2 平成27年8月29日実施:SFコーチング:OSKARモデル応用・SF質問
vol.3 平成27年11月29日実施:SFコーチングのコツ・ケース毎の対応・実践練習

★申込方法:info@solutionfocus.jpまでメールでお申込みください。
お名前と「SFコーチングDVD vol.1か、vol.2か、vol.3購入希望」と書いて送信いただければ、手続き案内を返信いたします。

<参考>
過去に実施した(第1回目・第2回目)ワークショップのレポート
【第一回レポート】http://sf-news.sblo.jp/article/150883509.html
【第二回レポート】http://sf-news.sblo.jp/article/164793670.html
【第三会レポート】http://sf-news.sblo.jp/article/169862531.html
SFアカデミア
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2015年11月01日

第43号【2】 SFコーチング・ワークショップ最終回

SFアカデミア SFアカデミアは「SFコミュニケーション」に関する
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10周年記念企画スペシャルプログラム
プロコーチ渡辺照子の 「SFコーチング」ワークショップ 参加者募集

SFコーチングワークショップの様子

みなさん、秋が少しずつ深まっております。ごきげんいかがですか?

渡辺照子です。来たる11月29日(日)に、SFコーチング・ワークショップを、13時〜17時までの4時間、ちよだプラットフォームスクエアで開催いたします。

内容は、(1) SFコーチングのコツ (2) ケース毎の対応 (3) 実践練習 です。

⇒【SFコーチングのコツ】

SFコーチングのコツ、私が今まで実践したことで得たことを皆さんにお伝えします。

⇒【ケース毎の対応】

ケースを提示します。そのケースに対し、どのようにSFコーチングするか、 皆で意見交換しながら、対応の可能性をグループワークで見つけ出します。

⇒【実践練習】

コーチングを実施し、行ったコーチングに対し、リフレクティングチームというソリューションフォーカスのグループ援助プロセスを使って、スーパービジョンを行うことで、あなたのSFコーチングに磨きをかけます。

第3回がこのシリーズ最終回となります。皆様のご参加をお待ち申し上げます!

◆プログラム詳細:http://sf-academia.jp/program/coaching.php
◆お申込フォーム:http://sf-academia.jp/registration/reg_form.php#coachingws

◆過去に実施した(第1回目・第2回目)のワークショップレポート
【第一回レポート】http://sf-news.sblo.jp/article/150883509.html
【第二回レポート】http://sf-news.sblo.jp/article/164793670.html

◆「SFコーチング・ワークショップ」のDVDを期間限定(締切:12月28日)で販売しています。(各3,000円)
vol.1(平成27年4月29日実施:SFコーチング:OSKARモデル)
vol.2(平成27年8月29日実施:SFコーチング:OSKARモデル応用・SF質問)
★申込方法: info@solutionfocus.jp までメールでお申込みください。
お名前と「SFコーチングDVD vol.1か、vol.2購入希望」と書いて送信いただければ、手続き案内を返信いたします。

SFアカデミア by 渡辺照子
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第43号【4】 SFアート・ラボ第七弾レポート

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SFアート・ラボ第七弾レポート by 小野友之(SFアーティストクラブ)
「体育会系SFの組織作り LIVEトーク!」
10月4日(日)13:30〜16:30 京都テルサ
ゲスト:豊村博明さん with Y部長
司会:青木安輝

みなさんがよく利用するガソリンスタンドは、どんなガソリンスタンドでしょうか?セルフですか、それとも店員さんが対応してくれるところですか。元気なお兄さんのはきはきした接客や、給油中の様々なセールストークを思い出す人もいるかもしれません。みなさんは普段どんな基準でガソリンスタンドを選んでいるでしょうか。

さて、今回のアートラボは、数店舗のガソリンスタンドを経営しているA社が話の舞台です。

冒頭、青木さんからSFアカデミアの基本理念について確認がありました。

アート・ラボの様子
【SFアカデミア 基本理念】
活かし合う力を高める
《SFアカデミア・クリード》
自分と他者を尊重し、互いを認め合う
多様な個性を活かし、違いから学び合う
メンバーが「想い」を実現する事を応援し合う
《SFアカデミア ミッション》
“SF inside”な人と組織を増やす

参加者一同,今日のこの場をどんな時間にしたいか,思いを確認しました。

そしてスケジュールは,次の通りでした。

  1. 参加者 自己紹介
  2. 豊村さんのレポート「体育会系SFの組織づくり」を読んだ感想&質問
  3. A社の現状紹介―店長さんたちのリソースゴシップ録音資料使用
  4. フューチャーゴシップ「未来の明るいA社はこのように展開していく!」
  5. 感想シェアリング
―SFと“体育会系”コミュニケーションの融合−

今回のアートラボは、“体育会系SFの組織作り”というレポートをSF実践コースで書かれた豊村さんとその中に登場するY部長がゲストで、事前にレポートを読んだ参加者と自由に意見交換をし合うという企画でした。

Y部長と豊村さん

豊村さんはS石油から販売会社であるA社に管理部長として出向中です。着任早々厳しい言葉が飛び交う“未達成会議”に衝撃を受けます。しかし、厳しい言葉の中にも部下を思いやる熱く強い思いを感じさせるY部長の関わりに,ここにSFの要素が入ったらさらに強い組織になるのではないかと直感しました。

そして、SFの良さと“体育会系”と形容される厳しい雰囲気のコミュニケーション文化を融合させて新しい組織文化を築く試みを始め、様々なご苦労を重ねていく様子がレポートには書かれています。その中での成功や失敗に関して、豊村さんとY部長に参加者が思い思いの角度から質問するという形でLIVEトークは進んでいきました。

―ソリューショニストと“体育会系”の最初の出会い−

SF本を1ページ読んで血が逆流しそうになった!

“未達成会議”の後、「できているところを認め、褒めていくことにも取り組んでいこう」という豊村さんの話を聞いて、Y部長は驚きました。業界で“鬼”と呼ばれたY部長には、目標未達成なのに「ほめる」ところを見つけるなどということは想像すらできませんでした。お互いに愛読書を交換することになり、豊村さんから渡された『解決志向の実践マネジメント』は、Y部長にとっては「1ページ読んだだけで血が逆流しそうになった」と言うほど、新鮮ではあっても大きな違和感を伴うものだったそうです。

逆に豊村さんは、Y部長の愛読書が「鬼上司の・・・」や「軍隊から学ぶ・・・」というタイトルのものが多いことに衝撃を受け、「ガツンと型にはめて統率していく」「90%叱り続けて、残りの10%で認めていく」等の文言に驚き、Y部長が「ほめて伸びるのはもともと才能あるヤツ」とか「仕事でがんばるのは当たり前(だからホメない)」などの表現をする本になった考え方の源流を知ることになりました。

しかし、今までと同じやり方を続けていては、厳しい状況を生き残ることができないという危機感から新しい組織のあり方を模索するために協力し合っていこうという連帯感をしっかり築くことができたのは、基本的に人への敬意を大切にするお二人であったからではないでしょうか。

―二人三脚の歩み−

豊村さんは、ガソリンという「製品による差別化ができない」商品を売る業態において業績を上げていくには、人間力しかないと考えていました。A社は大変厳しい業界の中で生き残ってきたわけだから、その組織文化にも良いところがあるはずと考え、Y部長が推進してきた体育会系の良さは壊さないようにするために、店長への指示は必ずY部長を通して行うことを徹底しました。また店舗情報は二人の間では全て共有することにしました。

豊村さん
そして、そんな中でSF要素を導入していくために、「人を認めていく」ことや「小さな変化を見逃さない」ことを大切にしようとしました。店長会議で「SFタイム」をつくり、「うまくいったこと」や「部下の良いところ」などを発表させることで、ポジティブな視点を持つことを促したり、なるべく現場でスタッフとこまめに話をするようにしたそうです。

さらに、店長に「自分の店舗のフューチャーパーフェクトを描いて紹介する」とか、「それをどこまで達成できているかのスケーリングをして、スモールステップを具体的に話し合う」などのワークに取り組んでもらいました。最初のうちはぎこちなかった店長たちも段々と人の成長を喜ぶことを素直に表現するようになったようです。会議で部下の良いところを発表する店長に対して他の店長たちがリソースゴシップ(良い噂話)をする様子を録音したものを豊村さんが聞かせてくれましたが、部下を成長させるために良いところを認める姿勢を大事にする様子、そしてその姿勢をさらに店長同士で認め合うことがかなり浸透している様子がうかがえました!

グループのガソリンスタンド7店舗
○店長ほか従業員は平均5人
・正社員2.5人
・アルバイト2.5人
店舗の構成
 

店長を飛び越えてY部長に認められたい社員・・・

90%叱り続ける“体育会系”マネジメントをしていたY部長。自分の中に理想があり、うまくいっていないところを見逃したり、1回緩めたりしてしまうと、坂をころげ落ちるようにどんどん悪くなってしまうのではないかという恐怖心があったとのこと。だからものすごいエネルギーを使って引き締めようとしていたそうです。

そんなY部長が豊村さんと関わる内に、気になってきたことがあったそうです。それは従業員の多くが 店長を飛び越えて直接Y部長の顔色をうかがったり、Y部長に認めてもらおうとするようになってしまっているのではないかという懸念でした。そして、叱られないようにしようとする発想で仕事をしたり、Y部長に認められないと会社への愛着が持ちにくくなっていたり、結局自ら工夫をすることなく言われたことだけやるような体質になっているのではないかと、現状を見るようになっていったそうです。

認めることは大事なんや!

スタッフ一人一人が自発性を発揮し、店長を中心にスタンドがまとまってチームとして仕事をして欲しい。そんな思いをもつY部長だったのに、豊村さんとタッグを組んだ当初は、「ほめる」ことに納得がいかず、「よいしょ」する感じや「調子を合わせる」感じがして嫌だったそうです。しかし色々な試行錯誤を重ねる中で「認める」という言葉に言い換えてから肚に落ちたそうです。

みんな頑張って仕事をしている。おべんちゃらは言いたくないが、本人にその努力や成果を発表させて、それを皆でねぎらうことならできると思うようになり、以前は良いところが見つかりにくかったのに、だんだんと認めるところが探せるようになってきたそうです。だが、まだ自分が個人的に褒めるのは照れくさいので、よかったことや成績などを皆で褒める場をなるべく多く作るようになったとのこと。

Y部長は「今、自分の仕事の一つは、認めてあげられる材料や場を作ること」とおっしゃいました。認め合う職場だと、スタッフは学んだことを楽しみながら仕事を覚えるようになるようです。業界の研修会でも「認めてあげる場を作ることで人材は育つ」という発表を聞き、Y部長は「認める場を定期的に作る」ことを大事にしていく方針を掲げるようになってきました。

小さな変化を見逃すな

アート・ラボの様子

人間力を大切にしている豊村さんが、店長会議で行ったリソースゴシップのやり方です。発表テーマは、自分の部下の成長した点。各店長が5分発表したら、他の店長たちに背中を見せます。そして他の店長たちはその背中に向けて「良いうわさ話」をします。

店長が発表するポイントは5つ。①どんな変化があったか。②どうやってその変化が起こったか。③大きく変わったきっかけは。④店長が心がけている関わりは。⑤次のステップアップのためにどんな変化を促すか。

違う店舗の店長同士が、自分の部下のよい変化についてシェアし合う中で、部下の成長を確かめ合うとともに、店長としての部下への関わりについてレパートリーを増やすことができているようでした。

「体育会系 vs SF」ではなく、体育会系 MEETS SF

最後にお互いの良さを認め合いながら、関わり続けることの価値が確認されました。

大変な思いをしている時「体育会系」で親身になって強いリーダーシップで関わり続けてくれるY部長がいるおかげで、頑張れたという声が確かにあるし、起こしてはならない事故や仕事のミスなどへの注意を高め、予防していくためにもこれまでのY部長のあり方は大切であるということ。

また、SFに出会ったY部長は、否定的な言動が多かったネットワークがよいネットワークに変わっていきつつあることを実感しているので、「認める」ことにも取り組み、自分の思い描いたフューチャーパーフェクトに向けて、これからも小さいステップアップに取り組んでいきたいとの思いを語ってくれました。

最後の記念写真は、ノーマルバージョンだけでなく、ちょっとお茶目に「体育会系バージョン」も撮ってみました(笑)。

【記念写真 ノーマルバージョン】 【記念写真 体育会系バージョン】
記念写真ノーマルバージョン lab7-07.jpg

今回はSFアーティストクラブメンバー小野友之がレポートしましたぁ。

SFアカデミア
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2015年10月01日

第42号【2】 「SFコーチングWS第二回」レポート

SFアカデミア SFアカデミアは「SFコミュニケーション」に関する
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「SFコーチングWS第二回」レポート

今回のご参加者は15名でしたが、ソリューションフォーカスのセミナー等には初めて参加された方から実践コースの修了生まで、ソリューションフォーカス実践に於いては幅広い方々でした。SFベーシックコースが未受講の方が半分に以上で、SFコーチングの元であるOSKARモデルも初めて体験する方も数人いらっしゃいました。
SF初体験の方からの質問にSF実践の多い方が、答えてくださる場面も多くありました。又、ソリューションフォーカス実践が多い方にとっても、初参加の方の質問は、更にソリューションフォーカスを深めていく上でも貴重な時間だったように感じました。
この様に、経験値に幅がある参加者が一緒に“学び合える”という部分が、SFの面白さであり奥深さであり、「理論はシンプルだけど実践はアート」という事を、あらためて思いました。

プロコーチ渡辺照子さん OSKARモデルのワーク
■SFコーチングWS第二回目プログラム■
【第一部】OSKARモデルの復習
【第二部】OSKARモデルの応用
【第三部】SF質問を考える
【第一部】OSKARモデルの復習:OSKARの型にはまってみる
  1. OSKARモデルの基本パターンの確認
  2. OSKARセッション1:二人一組(3分/一人)
  3. OSKARセッション2:パートナーを変え、立ち話でのセッション(3分)
この第一部では、OSKARモデルが日常生活のちょっとした場面でも気軽に使える、初めてSFに触れた人でも、すぐに使ってみる事が出来る体験して頂きました。
OSKARセッション 立ち話でのセッション
〜〜質疑応答〜〜
  • スケーリングで「0」と言われた時はどうしたらいいか?
    ⇒「そこの状態で留まっていられるのは何があるから?」と問いかけてみる
  • 「一歩進める為には?」と質問した時に「10を考えてしまう」と言われたら?
    ⇒本人が、そうしたいならそれでOK。本人に聞いてみてください。
【第二部】OSKARモデルの応用:スケーリングの「10」の状態を丁寧に聞く
  1. 渡辺講師によるライブコーチング
  2. コーチングセッション(15分/一人)
第二部では、スケーリングを聞いた後に「10」になった時の状態を具体的に描いてもらうという応用バージョンで行いました。そうする事で、渡辺講師の言葉を使うと「豊か」になって、「次の一歩を進める」為のアイデアも出てきやすいようでした。
渡辺講師によるライブコーチング コーチングセッションのワーク
〜〜質疑応答〜〜
  • Know-howで「他には?」を聞いていくと、1ポイントではなく2ポイントや3ポイントあげるための答えが出てきてしまうのでは?その時はどうしたらいいか?
    ⇒本人から先の事が出てきたならば、それはそれでOKだが、最後には一つだけ、アクションを決めてもらう事が大切。SFではスモールステップを踏む事がキーポイントだと思います。
  • 時間的にはどれ位考えておけばよいか?基本のOSKARはどれ位の時間?
    ⇒今回のワークは15分で。基本は10分。研修では基本バージョンでは2分〜3分で終わってしまうが、組織の中では10分位。でも、どっしり座って話しこむというのではないです。
  • デモコーチングの時に、最初はゴールをボワンとした感じで聞いていた感じがしたが?
    ⇒スケーリングに出来る内容が何かを見つけながら質問していました。
    難しく考えずに興味を持って聞いて、ワクワクしてくる事が大切。
    「どうなりたいか」「何を目指しているか」を沢山聞くと、何をしたらよいかの行動が、結果的に出てきやすい。
    最初にクライアントが言葉にした「目指したいこと」を聞いて、大きいと思ったので、色々と質問をしました。
    「本人が出来る事」が何かになっていく話が大切。
【第三部】SF質問を考える
  1. グループワーク1:「SFの7つの基本要素」の絵に添ってSFを説明
  2. グループワーク2:SF質問を考える(グループ毎に分担)
〜〜グループ毎に考えたSF質問〜〜
《OKメッセージ》
  • なんでそれをやろうと思うのですか?
  • そうなることは、あなたにとって、どんな意味(価値)がありますか?
  • あなたが心がけていることは?
  • 諦めずに、続けているのは何故ですか?
《プラットフォーム》
  • 何を達成しようと考えていますか?
  • どうしてそれをしようと思いますか?
  • どのようになりたいですか?
  • 気分の良くなる状態とは?
《フューチャーパーフェクト》
  • それが実現したら、あなたはどんな気持ちですか?
  • そうなったら、あなたが見える景色はどんなですか?
  • それが達成出来たら、何が手に入りますか?
《ソリューションリソース》
  • ここまでで、出来ていることがはありますか?
  • 工夫して良かったことは何ですか?
  • 上手くいった時はどんな時?
  • 解決にむけて役立つ事は何かありますか?
  • いいじゃん、いいじゃないですか
SF質問を考える SF質問を考える

非常に濃い4時間のワークショップとなりました。知識やスキルを学ぶというよりも、体験や参加者同士の関わりの中から、気づきや発見を重ねて頂けたように思います。

■ご参加者から頂いた感想より■
  • OKメッセージの質問の中に、私がOKメッセージだと考えていなかった質問がありました。承認や感謝や受け取りの言葉に加えて、これらのOKメッセージの質問をして、話す相手との距離を縮めて、プラットフォームに立てるように、サポートしていければと思っています。
  • 新たな気づきや改めて深く確認できたことなどあり、様々な学びを得ることができました。特に強く感じたのは「応援」するコミュニケーションだということです。
  • 仕事とつながる良い問題意識が湧いてきました。
    日常使いのできる自分なりのシンプルな言葉を探しておこうと思いました。会社の会議で、家庭で娘に・家内に、仕事仲間の友人達と・・・
  • SFの知識があまりない方とのセッションは、新鮮で新たな視点に気がつくことができ、おもしろかったです。
  • OSKARモデルを自分らしく使っていきたいと考えました。
  • 日常会話の中で,何か困っていたり問題だと感じていることが話題になったときに,OSKARというシンプルな手順で,気持ちを解決に向けて前向きに取り組めるようにするために役立ちそうです。
  • この研修会は自分にとっても大きな糧になっているように思っています。

「渡辺照子プロコーチによるSFコーチングWS三回シリーズ」も、次回はラスト回となります。次回のプログラムに関しては、号外NEWSにてご案内させて頂きます。

《SFコーチングWS第三回目》
日時:2015年11月29日(日)13:00〜17:00
場所:ちよだプラットフォーム
定員:18名
参加費:一般 10000円  SFアーティストクラブ会員 8000円
*「J-SOL8参加クーポン」を未使用の方は、ご利用になれます*
申込み:http://sf-academia.jp/program/coaching.php
SFアカデミア by 藤沢さつき
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2015年09月01日

第41号【1-A】 SFアート・ラボ第七弾

SFアカデミア SFアカデミアは「SFコミュニケーション」に関する
学習と実践を促す学び合いの場です。
10月4日(日)午後は京都に集まれ〜♪
「体育会系SFの組織づくりLIVEトーク!」
ゲスト:豊村博明さん(SF実践コース六期生)×Y部長
司会:青木安輝
日時:10月4日(日)午後1時30分〜午後4時30分
会場:京都テルサ(京都駅から徒歩8分)

今回の「SFアート・ラボ」は大変ユニークな内容です。というのも、豊村博明さんが実践コース参加中に取り組んだ内容をレポートしてくださるだけでなく、その会社のキーパーソンであるY部長と本音のライブトークをする中で、“体育会系”とも言える縦の厳しい関係を基本とする組織風土の中でもソリューションフォーカスが果たし得る有効な役割について明らかにしようとする試みだからです。

参加してくださる方には、豊村さんの実践コース修了レポートを事前にメールでお送りします。その内容を読み背景を理解していただいた上で、お二人のライブトークを聞きながら、自由に質問したり、コメントしていただき、会場全体でフリートークをします。

6月に開催されたJ-SOL8における私の「J-SOLトーク」の中で、豊村さんとY部長のやりとりについて若干紹介させていただきましたが、ここでも少し紹介させていただきます。

豊村さんは石油会社からガソリン販売店を経営する会社に管理部長として出向中です。そして着任後の最初のエピソードが実践レポートの冒頭で紹介されています。

(1) 出向着任後、最初の店長会議での出来事

Y部長 「目標できるんか、できんのかどっちや。一生懸命やっています
なんて聞いてない。」
「そんな理屈は認めない。お前んとこが一番足引っ張ってる
A級戦犯や。」

私がK石油に出向後、最初に参加した会議は未達成会議と言われるもので、冒頭、こんな異様な雰囲気から始まった。シーンと張りつめた緊張感の中で、Y販売部長の厳しい叱責が飛ぶ。

豊村『あー、えらいとこに出向してきたなあ。こんなこと言われて、
店長大丈夫かなあ・・・
それともY部長と店長の関係って、特別な信頼関係がある
のか?・・・・・・』

もしこのような場面に遭遇したら、「ああ、この組織ではSFで職場活性化なんて無理だな」と多くの人は思うのではないでしょうか?

しかし、豊村さんはそんな中でもY部長のあり方の中に魅力とある種の可能性を感じて、そこにSFを導入すればさらに良くなるという想いを強くしました。そして、Y部長と会社を良くするために協力し合うパートナーとしての絆を深めていきます。

豊村さんが体育会系の風土を持っていた会社にSFを導入する取組みは、まだ継続中です。全てのことが成功したわけでもないし、挫折経験も踏まえた上で、それでもなおSFを活用しようとすることで組織を強くしていくことをあきらめていない豊村さんとY部長に、まさにその渦中から実況中継をしていただく今回のライブトークは、コミュニケーションスキルや理論に“ついての”話をする場ではなく、心の琴線に触れる、あるいは魂が揺さぶられるような人間の生き様に関する対話の場になると思われます。

豊村さんは、実践コース修了レポートの最終章で今回の取組みを通じて得た教訓を今後も座右の銘として活かすために11ヶ条にまとめて書いています。ここではタイトルだけ紹介しますが、今回ラボに参加される方はレポート本文も読むことができます。

<豊村博明の11か条>
① FP(フューチャーパーフェクトに向かう道)は必ずしも順風満帆とは
限らない。
② 待つことの大切さ 相手の行動を待つ度量
③ 完璧を求めない 飛行機の操縦計器(*)
④ 起こったことは最高さ。偶然ではなく必然である。
⑤ 理論はシンプル 実践はアート シンプルな素材でも至極の一品は
作れる。
⑥ You must have a reason for that.
⑦ PトークとSトークは共存し合える。両方使いこなせれば二刀流。
⑧ 逆戻り それともより深く侵攻できている?
⑨ 誉めるより認める。承認のモチベーション。
⑩ FPは変わっていって良い。
⑪ ホストリーダーシップの魅力 高校野球監督とラグビー監督
(*)飛行機の操縦計器:
イギリスのソリューショニストがSOL2012で発表した事例に出てくる言葉。マネジャーというのは全てのことを右肩上がりで伸ばそうとしても、無理が生じる。飛行機のコックピットには数多くの計器があるが、パイロットはそれを全部注視し続けるわけではなく、ほとんどのメーターは「ある範囲」に針があれば良しとして、その範囲から針が出てしまったものにだけ注意を向ければ良い。定型的な仕事を繰りかえすような現場のマネジャーは、それと同様に、「全て」に関して「いつも」右肩上がりの向上を目指すのではなく、ある範囲に針が触れていれば良いというテンションで対応することも必要というとらえ方。

ソリューションフォーカスを活かして会社を良くしようという動機でスタートしたことが、成功も失敗も通じて、様々な気づきを生み出し、関係者の人間性に深く触れることにつながり、それが新たな戦略づくりにつながっていく。そんな試行錯誤の渦中にいる人たちのエネルギーは、きっとあなたに自分のあり方生き方を振り返る刺激を与えてくれるはずです。

当日は私が進行しますが、完結してしまったストーリーではないので、前日に何が起こるかによってゲストのお二人から出てくる話しも変わる可能性がある、まさにLIVEトークです。どうぞお楽しみに!!

青木安輝

★「SFアート・ラボ」プログラム概要
http://www.sf-academia.jp/program/seminar.php

★お申込み
http://www.sf-academia.jp/registration/reg_form.php

SFアカデミア
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第41号【1-B】 SFアート・ラボ第六弾レポート

SFアカデミア SFアカデミアは「SFコミュニケーション」に関する
学習と実践を促す学び合いの場です。
SFアート・ラボ第六弾レポート
「“短所”や“批判”ともなかよくくらす工夫」
by小野友之さん・横田理彦さん

SFアートラボ第6弾は、『“短所”や“批判”ともなかよくくらす工夫』というテーマで、2015年8月9日(日)13時30分〜16時30分にちよだプラットフォームで実施されました。ファシリテーターは、SFアーティストクラブ会員の小野友之さん(小学校教員)と横田理彦さん(キヤノン株式会社)。

小野友之さん SFアートラボにて 横田理彦さん SFアートラボにて

オープニングで、ファシリテーの自己紹介が行われ、各グループでも自己紹介と「今日手に入れたいこと」が皆さんから語られました。

  • 批判や短所の相談に対処のレパートリー増やしたい。
  • 短所を自己開示できる仕組みづくりがしたい。
  • 批判を受け止める方法を知りたい。
  • 自分の短所への対処方法を得たい。
  • SFのステップアップをしたい。など。

また、ストレングスカードを使って、お互いにOKメッセージを伝え合いました。

この後、小野さんによって、「短所となかよくくらす工夫」が進行され、休憩をはさんで、「批判となかよくくらす工夫」が、横田さんによって進行されました。

まず、前半の「短所となかよくくらす工夫」です。
グループ毎にわかれ、ストレングスカードを使ったワークが行われました。

【ワーク】
  1. ① 主役はエピソードを語る。(自分の短所や弱みをあらわすエピソード)
  2. ② 主役の正面に座っている方が、「そんな自分についてどう思われますか?」
    と聞き、主役は思いを語る。
  3. ③ メンバーは、聞いたエピソードから感じ取れた、主役の強みをカードで
    選び、それを選んだ理由を伝える。
  4. ④ 主役はメンバーのコメントを聞いた上で、自分の感じる弱さはあるが
    ゆえに、自分の良さが活かされている、それを言い表しているカードを
    選び、理由を言う。
  5. ⑤ 自分の短所を見つめた一言感想と、自分へのOKメッセージを言う。
【ワークの感想】
  • カードがトリガーとなって、“そういう受け止め方できるんだ”と思える。
  • 自分の弱みは、単に「短所」というだけでなく、これがあるから「長所」もある。
    と思えた。

休憩を10分挟んで後半は、「批判と仲良く暮らす工夫 〜批判と仲良く暮らしていきましょう〜」のテーマで、まず、横田さんから、ご自身の「批判に対する姿勢が語られました。「批判の中の役立つことはよい。否定や拒絶を受けてしまうと前に進めなくなるので、自分の役に立つものに変えていく。批判なのか改善ポイントなのか、言われた瞬間はわからないこともあるので、1週間ほど寝かせる。」と。

次に、「批判の思い出のアルバム」ということで、自分の過去に受けた批判の
エピソードを大まかな時系列で書き出し、シートにも記入して、振り返りを皆で
行いました。

振り返り観点は、
  1. ① 自分の“批判の対処力、受け入れる力”はいくつくらいでしょうか?
    (1〜10でスケーリング)
  2. ② 批判への対処で役に立っていること、うまくいっていることは?
  3. ③ さらにためしてみたいこと、やってみたいことは?
  4. ④ “批判の受け取り方”で大切だとおもう点は?
さらに、批判を受け取るときの選択肢も紹介されました。
  1. 批判から遠ざかりたい。
  2. 言い返したい。
  3. 批判は受けながらも、役に立つ部分だけ取り入れる。
  4. 批判を生まない自分になりたい。
  5. 他には?
そして、そもそもの言葉の定義となぜ批判を取り上げるのかの背景が
確認されました。
批判:「批」事実を突き合わせるという意味。「判」は見分け定める。
非難:人の欠点や過失を取り上げて責める。
否定:情報そのものを拒絶する。
批判の中に「非難」や「否定」が混ざっている。これが人を苦しめる。
【批判に関するここまでの感想】
避難・否定で批判されると受け取れなくなる。
OKメッセージや承認とセットだと批判を受け入れられる。

横田さんからのコメントとして、批判というもののリフレーミングが大切で、批判が伝えているメッセージは何かと考えたり、肯定的な意図を汲みとったり、肯定的な言葉を受け止めたりなどが大切。

そのためにのセルフ質問として、「さまざまな誤謬(本質的でない発言)を取り除く質問」が紹介されました。

「相手の言っている二者択一ではなく、あなたが他に持つ選択肢は?」
「相手が認めていない例外をあなたは認めているとすると、それは何?」
「あなたが当事者でない第三者としたら何が見える?」
「不明確な前提はありますか? それらを明らかにするとして方法は?」
「論理を正しく感じるのにどんな情報が不足していますか?」
「感情的な先入観を抱いてしまった言葉は?」
「相手の発言から、権威・前例・多くの人が・お前だって・人格攻撃などを
排除してみましょう。何が変わる?」

この後、全員がスモールステップを発表、今日の発見を一つシェア。

【シェア】
  • もともと私自身正しいことしか言ってはいけないと思っていた。
    他の人は正しくないことでも平気で言っていると気が付いた。
    正しいか正しくないかはその場の話し合いで決めていけばいいんだ。
  • 批判はこわくない。自分の目標があるので、批判は嬉しくありがたい。
    今日までの自分は、自分で自分を批判していて、周りから批判されないよう
    予防線を張っていた。これからは、“嬉しくて取りに行く。”という発想で進む。
  • 批判そのものがだめだと思っていたが、否定・非難と切り分けて、受け取っていくことが大切と整理できた。発している人も、課題意識が高いから発しているのだ。と思えた。
アンケート

この後、Q&Aが行われ、アンケートシートを記入し終了となった。
今回のラボの特徴は、(1)アーティストクラブメンバーのお二人が企画・運営したことだと思います。横田さんも小野さんも、仕事がお忙しいにもかかわらず、何度もSkype使って、話し合いを重ねたことが、ご自分のための学びにもなったと語ってくれました。(2)お二人のSFアーティストぶりが、進行の仕方や内容、アンケート用紙の様式にもふんだんに表れていました。(3)ラボは、上記の集合の場での企画だけにとどまらず、フォローアップの機会がスカイプを使ってセットされ、実際に8月26日の夜実施され、時間が足りないほどに、たくさんの発言がなされ、参加した私も多くの触発と学びを享受することができました。小野さん、横田さん、日ごろからの学び経験・知識を惜しむことなくご提供くださって、場づくりをしてくださいましたことに、心からお礼申し上げます。

SFアカデミア レポーター:渡辺照子
posted by 株式会社ソリューションフォーカス at 19:44| Comment(0) | TrackBack(0) | SFアカデミア便り

2015年08月01日

第40号【1-A】 「SFフォーラム」であの牧田明美さんの『SFライブ!』

SFアカデミア SFアカデミアは「SFコミュニケーション」に関する
学習と実践を促す学び合いの場です。
「SFフォーラム」であの牧田明美さんの『SFライブ!』
8月22日(土)@ちよだプラットフォームスクエア(東京)
牧田明美さん J-SOLトーク牧田明美さん J-SOLトーク牧田明美さん

J-SOL8本大会で初の試みであった「J-SOLトーク」2番手で登場した牧田明美さんが話してくださった内容は大好評でした。クリニックの院長の代わりに会議をSF的に進行して活気あるミーティングに変えてしまったり、ペットの飼い方を指導している中で飼い主様の信頼を勝ち得て、息子さんとの親子関係を修復するお手伝いをするまで深い関わりを持つことに発展したお話しはとても印象的で、SFの可能性を実感させてくれるものでした。

8月22日の「SFフォーラム」では、後半で『SFライブ!』にその牧田さんが登場します!そしてJ-SOLの時のように大阪弁を交えてユーモラスにSF実践ぶりを伝えてくださることでしょう。また、ここまでのSF実践の成功を踏まえて、新たな夢も膨らんできてらっしゃるとのこと。ソリューショニストとしての成長著しい牧田さんのライブは大変価値のある学習機会になると思われます。

「SFフォーラム」は「SFベーシック」を受講済みの方、組織内の研修で青木安輝の1日以上の研修を受けた皆様が参加資格を持っています。前半で、参加者各自の体験をシェアして学び合い、後半が牧田さんの『SFライブ!』となります。定員は10名ですので、お早目にお申込みください。

「SFフォーラムの概要」
http://sf-academia.jp/program/start.php#aboutforum
「SFフォーラム申込み」
http://sf-academia.jp/registration/reg_form.php
★牧田さんの『SFライブ!』内容予告

牧田さんが「SFライブ!」の内容を予告してくださったメールを転載させていただきます。

(以下メールの引用)

J-SOL Talkでは「ダダダダダダダッ」とお話したので
今回は1つずつ丁寧にお話をしつつ、
J-SOL Talk Part2のような感じで、
その後のお話をして行きたいなと思います。

私の過去・現在・未来・おまけの4つの構成でお話させていただきます。

①過去
SFに出会う前の葛藤や問題について

②現在
SFを知ってからの今までの経緯

  • 動物病院さんのお話
  • ある飼い主さんのお話
  • ドッグトレーニングにソリューションフォーカスを活かした話
    (↑これは7月20日に神戸で開催される「りぶ・らぶ・あにまるず ICAC KOBE 2015
    第4回神戸 全ての生き物のケアを考える国際会議2015 ‐阪神・淡路大震災
    20年記念大会 One World, One Life‐」のオーラルセッションで発表しました。
    これもよくよく考えてみたら、SF志向から出た“しつけ教室”のアイデアです。)

③未来
J-SOL Talkから湧いて来た日本のペット業界を変えるかも?なミラクルな
アイデア!!!

  • 飼い主さんと愛犬のトレーニングを、ただのドッグトレーニングにするのではなく、 愛犬との暮らしでフューチャーパーフェクトを描くことで不幸な犬(ネコ)を減らす活動を行う。
  • ペットショップでSFを使ったフューチャーパーフェクトを使ったマッチング
    (飼い主さんが描く理想のワンコとの生活を伺って、ワンコを選ぶシステム)
  • ミスマッチしたかもしれないワンちゃんと飼い主さんの犬種への理解不足に対する フューチャーパーフェクトを活用した支援
    (ミスマッチ部分を犬に対する知識を提供することで解消)

★この未来の部分でワークが出来たらと思っています。
その名も 「SFわんにゃんカード」体験

私は親世代が正しいペットの飼い方を学ぶことで、
その姿を見た子供たちが動物を愛することを学べると思っています。
動物虐待を減らすことが、近年における子供への虐待を減らし、
また不幸な事件を減らす糸口の1つになると信じています。

ペットを飼っている人にとっては、ペットは子供のような存在です。
今回のワークはペットを対象としていますが、
ママが幼い子供さんとのフューチャーを描くことで、
SF志向を持つ先輩ママや、子育てのプロから修正をしてもらうと虐待とか減るのかも? と思ったりもします。

(以上牧田さんからのメールより引用)

どうですか?参加してみたくなってきたでしょう(笑)。

「SFフォーラム」参加資格がおありの皆さん、ぜひ参加をご検討ください。
J-SOL8に参加された方は、クーポンを利用すれば1,000円の割引があります。
SFアーティストクラブ会員は、会員特典(一回無料参加)を適用することができます。

定員の10名様のお申込みをいただいた後は、キャンセル待ちとなりますので、どうぞご了承ください。早めのお申込みをお待ち申し上げます。

「SFフォーラム申込み」
http://sf-academia.jp/registration/reg_form.php
SFアカデミア by 青木安輝
posted by 株式会社ソリューションフォーカス at 08:33| Comment(0) | TrackBack(0) | SFアカデミア便り

第40号【1-B】 SF実践コースのバトンを繋ぎ、“SF inside”化を加速する! 最終回

SF実践コースのバトンを繋ぎ、
“SF inside”化を加速する! 最終回
勝川佐江子さん(サイゼリヤ 組織開発室)の巻
分科会紹介 サイゼリヤの皆さん J-SOLトーク勝川佐江子さん サイゼリヤ分科会の様子
J-SOL8でのサイゼリヤの皆さん

「SF実践コースのバトンを繋ぐ」シリーズの最終回を飾るのはイタリアンレストランチェーン「サイゼリヤ」の勝川佐江子さんです。

勝川さんは、一人で「コンプる」活動をスタートさせて、その後組織開発室の皆さんと一緒に社内にSFコミュニケーションを浸透させる様々な取組みを継続しています。昨年と今年はJ-SOLでサイゼリヤ組織開発室のメンバーと現場スタッフの皆さんがその活動の様子や成果を発表してくださいました。また今年はJ-SOL大会前に「 "SF inside" 企業訪問ツアー」でZACROS(藤森工業)とともにホスト企業としてツアーを受け入れてくださいました。

勝川さんは、一昨年に「SF実践コース」に参加され、昨年は組織開発室のメンバーお二人が参加されました。それぞれの実践コース修了レポートのタイトルは以下の通りです。

◆「自他を尊重し、建設的な意見を出し合える職場の土壌創り」
−育ちはじめた「コンプる」−
勝川佐江子さん

◆「人の集まりをチームに変え、そしてチームを維持してゆく方法」
〜リーダーがSFを実践することにより、
個性あふれるチームメンバーが、一つにまとまり続ける〜
小路口寛 さん

◆「『小さな○を大きな○へ』企業理念浸透プロジェクト」
西哲雄 さん

<実践コースの内容はこちらからご覧ください>
http://sf-academia.jp/program/practice.php

さて、今回の「バトンを繋ぐ」は勝川さんにSkypeでインタビューさせていただきました。

青木: まず勝川さんご自身が実践コースに参加して良かったことを教えてください。
勝川: SFコミュニケーションの「場」を6ヶ月間、体験、体感し続けたことです。
働いていると色んなことがあります。うまくいくことばかりではありません。むしろ、批判されたり指摘されたりすることの方が多いです。そんな中でなんとかバランスをとりながらやっているのですが、キツい時もあります。実践コースで同期の仲間や青木さん、さつきさん、照子さんと意見交換したり、お互いにアイデア出しする際の根底には、必ずOKメッセージがあって、明日からの行動の原動力になりました。実際に顔を合わせたのは6日間でしたが、メーリングリストやスカイプセッションもあり、いつも繋がっているという実感がありました。
青木: 勝川さんの同僚お2人が6期生としてバトンを引き継がれたわけですが、何かやりとりがあったのですか。
勝川: いいえ、特には。実は、私は実践コースには会社に内緒で参加しました。どれだけの貢献ができるか自信がなかったからです。組織開発室のメンバーに、参加についてはっきりと伝えたかどうかは覚えていませんが、社内「コンプる」セミナーの準備等をする中で、自然と自分の体験を話していったような気がします。昨年は2人が参加したのですが、まず、1人が「参加します!」宣言をして、もう1人が「よし、参加するか!」と決意表明をしました。自発的な参加です。私はにやにやしてみていました。
青木: お2人の活躍はいかがでしたか?
勝川: 実践コースの開始時期が、サイゼリヤの年度初めと同じなのですが、2人とも大きなプロジェクトのリーダーに任命されました。様々な意見をもつメンバーをまとめてゴール達成に向かって進んでいくのは容易なことではありません。不平不満や他者批判も時には出ます。そんな時「目指している方向は一緒」というフューチャ―パーフェクト視点で、皆が同じ方向を向いて進んでいけるようリーダーシップが発揮できたようです。また、メンバー各自がリソースを確認できるようにOKメッセージを絶えず発信し、土壌つくりを丁寧にしていたと思います。
青木: これからの実践コース参加の可能性はいかがですか。
勝川: 私たちの背中をみて、自分から参加したいと言い出す人たちが出てくると予想しています。機が熟すのをみているのは楽しいです。

以前ご紹介した組織では、自ら実践コースを修了した上司が部下に勧めるパターンや、自らは経験していなくても社員に期待して送り出す経営者のパターンが紹介されましたが、サイゼリヤではトップダウンの指示はなく、自発性にまかされているようです。

さて、これまで4回に渡って「SF実践コース」に連続して参加者を送りだしている組織の幹部の皆さんからのコメントやインタビューを紹介してきました。どの会社から来られた方も口を揃えておっしゃるのは、社外の人たちとの交流が新鮮であること、そしてソリューションフォーカスの土壌で交わすやりとりは、心地よくかつ前向きに役立つものであることです。「SFアカデミア」の中では参加者にもっとも多くを要求するコースですが、それだけやりがいや達成感があるコースです。

このシリーズ記事では、「バトンを繋ぐ」というテーマで同じ組織から続けてご参加いただいている皆さんを紹介してきましたが、個人での参加ももちろん大歓迎です。第7期は9月末から開始となります。ここまで読まれた方は、きっと興味がある方だと思いますので、是非ホームページで内容を確認したり、過去の参加者の修了レポートタイトルを見て、どのような取組みがあり得るのかを想像してみてください。

皆様のご参加を楽しみにお待ち申し上げます。

★実践コース概要:http://www.sf-academia.jp/program/practice.php

SFアカデミア by 青木安輝
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第40号【1-C】 SFアート・ラボ第六弾

「“短所”や“批判”ともなかよくくらす工夫」

■ファシリテーター:SFアーティストクラブ会員
小野友之氏(小学校教員)
横田理彦氏(キヤノン株式会社)
■日時:2015年8月9日(日)13:30〜16:30
■会場:ちよだプラットフォームスクエア (東京都千代田区)
■参加費:一般:3,000円(税込)、会員:2,000円(税込)
J-SOL8参加者クーポン利用で、各1,000円割引です
■参加資格:どなたでも参加いただけます。

◆プログラム詳細:
SFアカデミア プログラムページ
http://sf-academia.jp/program/seminar.php#sf20150809
ソリューションフォーカスNEWS 7月22日号
http://sf-news.sblo.jp/article/155162687.html
◆お申込:
http://sf-academia.jp/registration/reg_form.php#sfal

posted by 株式会社ソリューションフォーカス at 08:28| Comment(0) | TrackBack(0) | SFアカデミア便り