2015年09月01日

第41号【3】 「そのままやっちゃん」から 最終回

そのままやっちゃんから

「そのままやっちゃん」お休みします。ご愛読ありがとうございました!

毎月20回以上は書くと決めて、10年間続けてきたブログ「そのままやっちゃん」ですが、「夏休み」という名目で長期休筆することにいたしました。再開の予定は決めていませんが、終了ではありません。但し、この連載記事「『そのままやっちゃん』から」は今回を最終回とさせていただきます。この件に関する想いは後半で・・・

長期夏休み
ブログ本文
■2015年08月01日(土)
「そのままやっちゃん」は長期“夏休み”をいただきます m(_ _)m

「そのままやっちゃん」をご愛読いただいている皆様、「そのままやっちゃん」はしばらく夏休みをいただくことにしました。いつも楽しみにしていてくださった皆さん、ゴメンなさい。

10年以上書き続けてきた「そのままやっちゃん」を長期にお休みしたのは、6年前に入院した時だけでした。今回は何かそういう特別なことがあるわけではありませんので、ご心配なく(笑)。ただ、もう一回どんなことを発信していきたいのか夏休み中に見直しをしたいと思っています。

2005年にブログを始めた頃と、情報メディア環境が大分変ってきて、フェイスブック等のSNSがこれだけ流行り、どのようなレベルにしろ「発信」する人の数がものすごい勢いで増えました。巷にはおびただしい量の情報があふれていて、自分がどのような手段でどのような情報にアクセスしたらよいのか、そしてその情報の大海の中に、自分からどのような発信をすることが自分と自分につながってくれる人にとって良いのか、ちょっと考えてみたいと思っています。

ソリューションフォーカスを始めた頃にとてもインスパイアされた言葉があります。

「変化の波を変えることは誰にもできない。できるのはその先頭に立つことだけだ。」

− ピーター・ドラッカー −

どこに波の先頭があるのかを見つけ直す時間をしばらくいただきます。夏休みが秋休みまで伸びる可能性もありますが(笑)、その際にはまた近況報告させていただきます。

猛暑が続く中、皆様どうぞご自愛くださいませ。

青木安輝

追伸:過去の「そのままやっちゃん」を懐かしんでいただくことは可能ですので、上の「過去の記事一覧」ボタンをクリックして全タイトルを見るか、検索ウィンドウにキーワードを入れて、やっちゃんは「・・・」について何か書いたかなと調べるのも一興かと思います(^_-)-☆

以上ブログ本文

「そのままやっちゃん」を始めた時は、SOL国際大会に初めて参加する直前で、当然まだJ-SOLもなく、「SF実践コース」もなく、著書も出版されておらず、未来がどうなるのかに関して具体的な予想は何もできない状態でしたが、ソリューションフォーカスはきっと多くの人に役立つはずだという想いだけは強くもっていました。そしてそれを広めていく自分の仕事もきっと面白いものになるだろうと予感していました。

まさにドラッカーの名言の中にある「波の先頭に立っている」感覚がありました。ブログの内容は特に読み手の皆さんに役立つようにと意識したものではなく、自分の記録(まさに日記)として書いていましたが、自分がある種の波の先頭に立っているという感覚があったのでどんな内容のことを書いても面白いと思えました。

この10年の間に、数々の出会いがあり、おかげさまで色々な会社や組織においてSFプログラムを実施し成果をあげ、日本国内および欧州やアジアでの交流が様々な人をつなげる機会をつくりだし、ソリューションフォーカスを広めてきましたが、気がつくと「波の先頭に立っている」感覚は薄れてきました。創業から数年間、日本でソリューションフォーカスがセラピーという枠組みを超えて一般社会で通用するということを、自分が先頭にたって証明しよういう感覚があった時は、不安も大きかったですが、どこかに“向かっている”気がしていました。

しかし、SFが企業社会で少しづつ受け入れられ、多様な業種の組織から研修を依頼され、J-SOLに企業チームが参加してくださるようになり、SFが色々な場面で通用するということが証明されてきた今、一つのステージでの自分の役割は終わっていて、新たな目標をつくる必要があるのではないかと感じるようになりました。それがどのようなものになるかは、今はまだ表現することができませんが、“何か大事なこと”が待っているような気がしています。

それが何なのかを見つけようとする間は、ブログやSNS上での発信を減らそうとしたのには理由があります。不特定多数の人が読むであろう文章を書く際には、どうしてもこれまでの自分のイメージを守ろうとしたり、今までの想定愛読者を意識した内容にしようという自主規制が働きます。そうすると、自分が新しいステージに立つために脱皮しようとするエネルギーは削がれることになります。そういう意味で、しばらくは新しい方向に飛び出すためのエネルギーを内に貯める期間として、以前の自分(のイメージ)を守ろうとする発信は極力少なくしようと思ったわけです。

そういう疑似「ひきこもり」期間はどれくらい続くかわかりません。この“プランできない”という感覚は、なかなかいい感じです(笑)。

ブログを再開する時には、自分がこれから進もうとする新しい方向性を紹介することができると思いますので、その日をどうか楽しみにお待ちいただけるとありがたいです。

2015年秋の入り口にて青木安輝
そのままやっちゃんブログ
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2015年08月01日

第40号【3】 「そのままやっちゃん」から

そのままやっちゃんから
「厳しい方がいい場合もあるよね・・・でも、日常はSFがいいな♪」

「プラスの眼鏡を大事にしよう」「人と接する時はまず良いところから見てみよう」「賢い人は何を見過ごしたら良いかを知っている」といった典型的SFのセリフを見ればわかる通り、ソリューションフォーカスでは欠点をつっつくようなマネはしない。

でも、世の中には「徹底的にしごく」ことで人が鍛えられていく場面もある。そういうのは色々な条件がそろった場合だけ有効なのだとは思うが、SFだけじゃ何か足りないかなって気になる時もある。SF的なもの、非SF的なものという軸で色々な情報に敏感に反応していしまうやっちゃんです。

最悪の2語Good job!?
ブログ本文
■2015年07月18日(土)  最悪の2語 “Good job” !?

「セッション」という映画を観た。最後まで緊迫感が続いて面白かったあ。音楽学校の鬼教授とその生徒の物語。「なにくそー!」って地獄の底から這いあがるみたいな迫力がすごくて、音楽が題材なのにまるで軍隊映画を見てるみたいだった。

鬼教授は生徒を追い詰める意味を途中で語るんだけど、チャーリー・パーカーって プレーヤーがミスをしてシンバルを投げつけられるっていう思い切り恥をかかされたエピソードをきっかけに、それを見返すために頑張ったから偉大なミュージシャンになったというエピソードを彼のスパルタぶりの根拠として主人公に伝える。 で、その途中に「世の中の最悪の2語は “Good job” (よくやった)だ」というセリフが出てくる。
ソリューショニストとしては、どっきりするよね(笑)。まさにウチらそれを大事にしてるんですけど!

これに限らず、SFと真逆に見えるようなことが何か進歩を生み出すみたいな論調の言説を耳にするたびに内心慌てる。でもね、少し時間をおいて冷静になると、たいていそういうのは特別な才能を開花させるという文脈か、特別な危機的状況の話だったりする。現実の日常はやはりSFを必要としている・・・って考えられるまで少し時間が必要なんだよね(苦笑)。ただ、今日の映画観た後は何かに挑戦してみたくなる気持ちが湧いてきたなあ。時には強い刺激も必要か!

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この鬼教授は生徒を追い詰めて自殺者まで出しているというくらいだから、決してホメられたものではないけど、最後のシーンで主人公がドラムを叩くことに自分を思い切りぶつけていくきっかけをつくったことは確かだ。その鬼気迫るシーンを見た後は、なぜか自分も何かに挑戦したいって気持ちが湧いた。

今朝のテレビニュースでは、シンクロナイズドスイミング日本代表チームの井村ヘッドコーチが紹介されていて、その厳しさがメダル獲得につながったという論調だった。でも、その厳しさの裏には愛情と信頼が込められていたという締めにはなっていた。

J-SOL7ではZACROSの布山社長が「SF恫喝」って言葉を使い、J-SOL8ではサイゼリヤの発表の中に、「叱る」も言い方によって信頼と愛情があればOKメッセージとなるという部分があった。

「より高いレベルのことを実現することに妥協しない」という姿勢は、「勝つ」ためには必要だ。スポーツチームやビジネスの世界ではそれをやり抜いた者が勝つ。ただ、高いレベルに妥協しないということは、必ずしも「厳しい言い方をする」とイコールではない。10年以上前になるけど、インスーのワークショップに参加した時に、マネジャーが部下にある行動を変えてことをせまるデモンストレーションをしたのを見た。部下がはぐらかそうとするのに対して、言い方はあくまでも柔らかくだけど、妥協せずにせまり続けるインスーがとても印象的だった。「勝つ」チームをつくるためのSFっていう分野開拓が必要かなあ。

そのままやっちゃんブログ by 青木安輝
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2015年07月01日

第39号【4】 「そのままやっちゃん」から

そのままやっちゃんから
ダイエット成功、えへん(^o^)
ラ○ザ○プとは違って、ゆっくりスモールステップで確実に!

J-SOL8で久しぶりに会う何人かの人から「青木さん痩せましたね」と気づいてもらえて、嬉しかったです♪実は1月8日から始めて約5か月で6kg落としました。1ヶ月で約1kgというペースはゆっくりなので、まわりの人で気づかない人も結構多いです。1月11日のブログ「そのままやっちゃん」の写真とつい先日6月22日の「カフェスタ」出演中の写真を見比べてもらえば一目瞭然の違いです。

10年間書き続けているこのブログの中で「○○ダイエット始めましたぁ」って、始めたことは華々しく伝えておきながら、結果は報告できずに終わったことが一体何回あったことか!!なので、今回は同じ轍は踏みたくないと思い、始めた時は何も書かずに静かに闘志を燃やし、成功した時にブログに書くぞと思っていました。今号の「そのままやっちゃんから」は、申し訳ないですが、ドヤ顔全開です(笑)。なぜ今回は成功したのでしょうか・・・?

まずはブログ記事から;

ダイエット成功!えへん(^o^)
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■2015年06月02日(火)  祝! 75kg台♪

最近ではこのブログは当日書かずに後でまとめ書きすることも多い中、当日、しかも午前中に書いてしまうなんて・・・よほどすごいことがあったということだ。

はい、そうなんです!!!

なんと、体重計に乗ったら、75.8lg。いったい75という数字を見たのは何年ぶりだろう。うわ〜、ほんとに感激〜。

このブログでも、何回かダイエットするぞ〜とか、運動するぞ〜とか書きながらオオカミ壮年になってたわけだけど、今回ばかりは本当にうまくいっている。今年の1月人生で最高体重の82.1kgになり、中性脂肪や悪玉コレステロールも人生最悪数値となったショックで、本気で何かせざるを得ない気持ちになった。そして始めたことは、毎日1時間歩くか酒を飲まないかどちらかを選択する。1日3食だったのを2〜2.5食くらいにする(アバウト)。毎朝トイレをすませた後に体重計に乗り、記録をつける。基本的に食べたいものを食べ、お酒も飲む。

毎月1kgくらいのペースで落ちてきているので、無理をしている感覚はまったくないから、リバウンドしそうな気はまったくしない。J-SOLまでには75kgを定着させて、74という数字を見てみたいな♪

以上ブログ本文

今回の成功要因は、次の5つかなと思います。

  1. 人間ドックの結果(体重、中性脂肪、悪玉コレステロールの数値)が今までの人生で最悪で、ドクターから「発症していないだけで病気と同じ」と言われたことに非常に ショックを受けた。今までとはまったく違うレベルで取り組む必要を感じた。それに比べると、以前は心のどこかで「まあ、このままでも何とかなるからいいや」と思っていたと思う。以前は80kgを超えると自動的にブレーキがかかったのに、今回は一気に82kgを超えたので、このままでは危ないと思った。
  2. ダイエットのための手法をあまりストイックにすると続けるのが難しくなるので、「絶対これをする」ではなく、「1時間のウオーキングか、お酒を飲まないか」その日の状況によってどちらでも良いという選択肢を用意して、苦しくならないようにした。
  3. 体重計に毎朝必ず乗ることにしたことで、前進したかしていないかが明確になった。だから成果が出始めると、さらに前進するぞという意欲が湧いた。
  4. お腹周りが小さくなるとゴルフスイングが良くなるはずと自分にいい聞かせ、歩く時にはシャープなスイングをしている自分をイメージした。
  5. 食べる総量は減らしても、お酒を飲んだり、好きな食べ物を食べることに制限は加えなかった。

一旦成果が目に見え始めると、続けることは何の苦にもならないどころか、続けるのが楽しくなったのは想定以上でしたね。短期間ダイエットもかっこいいですけど、リバウンドしそうなのでちょっと怖いです。長い目で見て、スモールステップで行くのが健康的だというイメージがあり、その通りにできたことが本当にうれしいです。

ウオーキングはクセになると歩かない日は気もち悪いような気がするくらい日常の一部になりました。駅から自宅までがちょうど徒歩1時間の距離だったことも幸いでした。なんでこんなに駅から遠いのかと以前は嘆く気持ちがありましたが、今ではラッキー!と思っています。

お腹周りが小さくなってくるにつれ、身体の動きも感覚しやすくなったのか、ゴルフスイングは確実に良くなりました。結果として、所属クラブでの理事長杯優勝、関東シニアゴルフ選手権の予選通過と、年頭に立てた目標が次々と達成されています。残りの目標も達成されそうな予感・・・ふふ♪

「健全なる身体に健全なる精神が宿る」というフレーズは、現在は後ろめたさを感じずに見ることができます(笑)。そろそろ本の執筆にこの良い流れをつなげていきたいところです。

そのままやっちゃんブログ by 青木安輝
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2015年06月01日

第38号【4】 「そのままやっちゃん」から

そのままやっちゃんから
SFの効果を統計で実証する!

あるサービス系の組織において1,500人の従業員から回答を得た調査で、職場のコミュニケーションに解決志向的要素が高いほど「ワークエンゲージメント」が高いという相関関係が認められるという結果が出ました。非常にうれしい結果ですので、これが論文として公表できるように、さらに調査プロジェクトを進めていきたいと思っています。

調査報告書の表紙タイトル
調査報告書の表紙タイトル
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■2015年05月25日(月)  "SF inside"なチームのワークエンゲージメントは高い!

今日はある会社の組織開発室の皆さんにうれしい報告ができた。GSFASの共同開発者である木内さんとボクで、SF度とワークエンゲイジメントの相関に関する調査研究をしたのだが、1,500人余りの回答を分析した結果、SF度の高さは確実にワークエンゲイジメントの高さにつながっているということがわかった!

「ワーク・エンゲイジメントとは、従業員の心の健康度を示す概念のひとつで、仕事に対して『熱意』(仕事に誇りややりがいを感じている)、『没頭』(仕事に夢中になり集中して取り組んでいる)、『活力』(仕事に積極的に取り組んでいる)の三つが揃って充実している心理状態」のことだそうだ。今回調査に協力してくださった組織は、既に数年間SF活動を行っていて、組織風土が良くなってきている実感はあるのだそうだが、今回統計的にもそのことが証明されたわけで、社内でSF活動を推進する後押しになることは間違いない。

企業にストレスチェックが「義務づけ」られる時代になってきたわけだが、マイナスをどう処理するかという方向の対策でなく、積極的に良いメンタルを創っていこうとする&quo;SF inside&quo;ブームを起こしたいな♪

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6月にJ-SOL8で来日するペニラ・フォールズバーグ・タイガーさんのプレセミナーでは、従来の従業員満足度調査の結果報告が活用されないケースが非常に多いという問題に対して、SFを大いに活用して実効がある調査手法に転換したサクセスストーリーが語られます。「既にある良い要素は何か」「さらに良くできる可能性があることは何か」という点についての前向きな話し合いが職場で成立するように導くツールとして、スケーリングも活用しながら従業員アンケートをつくったのです。彼女がこのツールを使って研修をしている組織では、組織風土の改善が多くの従業員が実感できるレベルで進んでいるそうです。

仕事をするところは大変で当たり前、幸せはプライベートな場面で追及するもの。暗黙の内に、このような了解が一般社会ではまかり通っているところがあります。それに対して、J-SOLに参加して事例発表をする、あるいはそれを聞きに来る皆さんだったら、「そんなことはない。職場でも協働がうまくいくときの連帯感や達成感など、前向きな感情を感じて楽しい居場所にできる」という考えの方が多いのではないでしょうか。多くの人は一生のうちのかなりの時間を職場で過ごすわけで、そこに肯定的感情を生み出す要素が沢山あって欲しいと、誰でもが心の中では期待していることだろうと思います。

今回の「解決志向度とワークエンゲージメントの関連性調査」の結果は、単純化して言えば職場を「幸せを感じる場にする」のに、皆で解決志向コミュニケーションを交わすことが大いに寄与するということが証明されましたということです。

組織内にいて、“SF inside”化を推進したいと願う人々にとって、会社の決定権者や上司、周囲の仲間に対して、このようなデータを提供することができれば、取り組もうとしていることの根拠を示すことができて大いに後押しになると期待したいです!

そのままやっちゃんブログ by 青木安輝
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2015年05月01日

第37号【4】 「そのままやっちゃん」から

そのままやっちゃんから
「SF・ミニ体験ワークショップ」はいい線いってる!

創立10周年記念企画の一つ「SF・ミニ体験ワークショップ」が東京、京都で既に3回開催されました。東京の2回は藤沢、渡辺が担当し、京都は私が担当しました。SF学習グッズを購入した方、その方が紹介したい方を無料ご招待しています。大変好評です!ミニ体験という名前をつけましたが、もしかするとSFの一番大事なところを凝縮して体験していただいているのかもしれません。

終了後の懇親会>
終了後の懇親会も楽しかったあ♪
ブログ本文
■2015年03月27日(金)  SF・ミニ体験ワークショップ@京都

京都で今夜の「SF・ミニ体験ワークショップ」と明日の「SFフォーラム」をするために来たんだけど、ホテルの部屋が全く見つからずカプセルホテルに泊まった。やっぱり桜の季節の京都は本当に観光客でごった返すんだねえ。

さて、ミニ体験ワークショップには6名参加してくださって、しかも全員が地方自治体の職員の皆さん。既にJIAMでの研修や「SFベーシック」に参加してくださった行政職員の方たちが仲間にSFを伝えたいということで、紹介してくださった。たった90分のワークショップなので、SFの説明は簡単に「SFコミュニケーションのフレームワーク」に触れるだけ。そしてその中でも土台となっている他者尊重のところを今日は体験していただきますということで、「OKメッセージ」にまつわるワークを2つやった。「自分が成長したことや進歩したこと」を題材としてもらったワークでは、こんなこと普段話す機会がないよねえとうれしそうな声が上がったことがうれしかった。懇親会も盛り上がった!9時からという遅い時間の懇親会にも関わらず、幹事としてこのためだけに来てくださったI夫妻には本当に感謝♪

「組織におけるSFコミュニケーション」って、うまくいったカウンセリングをマイクロ分析して記述される解決志向的スキルがうまく使えるかどうかよりも、自己肯定的ストーリーを語り、それが肯定的に受け止めてもらえる場をいかにつくるかが大事だと思う。それを重ねていくと、おのずと前向きな会話が増えるようだ。

以上ブログ本文

このワークショップの企画をした時に、90分ではほんの少ししか体験できないねということで「SF・ミニ体験」という名前をつけました。正直言って、無料だし、短い時間だからあまり期待しないでねという気持ちもありました(苦笑)。しかし、蓋をあけてみると確かに短い時間ではあるけれど、想定した以上に充実した時間になることを体験しています。

「人は肯定された時に変化の余裕を持つ」というのは、SFコミュニケーションを説明する時のキーフレーズですが、SF・ミニ体験ワークショップでは、ある意味それだけを体験していただいています。リソース発掘インタビューもしなければ、OSKARモデルもやらないし、リフレクティングチームもやりません。しかし、SFコミュニケーションのフレームワークで解説しているように、創造性、自発性、ポジティブ感情を伴う活発なコミュニケーションなど、良質なコミュニケーションの果実と言えるものは、すべて「他者尊重」の土台の上に乗るものです。その土台を“体感”することができる場には、何か前向きな期待ができそうな“雰囲気”がただよいます。

先日SF実践コース第6期を修了したばかりの管理職の方が、修了レポートの中で自部署が達成した取組を振り返って、こう述懐していました。「自分の役割は、XXという仕事を完成させることではなく、XXという仕事を完成させられるという“雰囲気”を職場に浸透させることなのだと気づいた。」

チームリーダーの役割を負った方が、目標を達成しようと躍起になるほど周囲とのギャップが広がり、目標は達成されず、部下の問題点を指摘することでさらにギャップが広まるという問題志向コミュニケーションが蔓延する構図はよく見られます。リーダーの役割は「これならやれそうだね」という雰囲気をつくることだとしたら、まずは肯定メッセージを伝えることが必要です。

「SF・ミニ体験ワークショップ」は90分という短い時間でそんな雰囲気を味わう場になるかもしれません♪

*「SF・ミニ体験ワークショップ」の詳細はこちらから:
http://sf-academia.jp/program/miniws.php

SFアカデミア by 青木安輝
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2015年04月01日

第36号【4】 「そのままやっちゃん」から

そのままやっちゃんから
トミー・ニホルム君が日本に来るのを応援してください!

この動画は昨年のSOL2014(ストックホルム)会場で、何の準備もせずにいきなり調理場のユニフォーム姿のトミー・ニホルム君に「一言しゃべって」とカメラを向けた時の映像です。下のブログ記事を読んでから、トミー君が日本語でしゃべるのを聴いていただけるとうれしいです。

ブログ本文
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■2014年09月06日(土)
番外特別編:「クラウドファンディングでトミー君を日本に呼ぼう!」

今回のSOL2014(スウェーデン・ストックホルム)では、まったく予想外のハプニングで面白い企画が持ち上がった。

2日目の夕食はバーベーキュー形式で厨房の人が肉を切り分けてくれていた。その中でひときわ背の大きい若手が日本語で話しかけてきた。どうせ挨拶程度だろうと思いきや、なんとタメ口もきけるし、敬語も使える。スゲー!名前はトミー、弱冠21歳。そしてさらにビックリしたのは、その習得法。先生はいなくて、アニメ、マンガ、歌、映画を通じての独学でそこまでしゃべれるようになったとのこと。ウソだろー???しかし実際に目の前でしゃべってる。

クールJAPANがここまで世界に影響を与えているのかということに日本人一同大感動!そして、クラウドファンディングで彼を次のJ-SOLに招待してあげたらどうだろうってアイデアが浮かんでしまい、大いに盛り上がった。

大会の最後に厨房スタッフへの感謝ということで、彼らが全員会場に来てくれて前に立ち、皆で拍手した。その時に「一言言わせて」とお願いして、「トミー君を日本へ呼ぼうプロジェクト」のことを発表させてもらった。会場中が驚き感動したようだった!クラウドファンディングってどうやるのかまったく知らないけど、元ネタが本当に面白くてスゴイことなので、きっと色々な人に関心を持ってもらえそうな気がしてワクワクしちゃうな♪

皆さん、方法が決まって発表されたら是非ご協力のほど、よろしくお願いしま〜す。

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以上ブログ本文

その後、クラウドファンディングのやり方を調べてはみたのですが、「日本文化を学ぼうとする海外の若者を日本に呼ぶ仕組みをつくる」というような一般化した大義名分があるものにしないと、クラウドに呼びかけるインパクトがないし、手数料がとられるのももったいないということで断念しました。ソリューションフォーカスの国際大会会場でたまたま出会った一人の青年が素晴らしい資質を持っていたこと、その青年にマンガやアニメという現代日本文化が良い影響を与えたことに感動したという僕の個人的体験から発想したことなので、クラウドファンディングではなく、個人的にトミー君を日本に呼ぶことにしました。

ただ、ストックホルムで開催されたSOL国際大会という大きなイベントで彼を日本に呼ぶと宣言した時に、非常に大きな温かい拍手をいただき、メールでも協力したいと申し出てくれる方が沢山いたので、今回は個人的に企画したイベントへの寄付を募るという形式で、トミー君の来日を多くの方と一緒に応援したいと思います。実際のやり方はクラウドファンディングに似ています。

まず、トミー君の来日日程ですが、J-SOL8で来日する海外ソリューショニストたちと同様にJ-SOL8ウイークの頭に成田に到着して、その週は彼らと一緒に日本観光をします。6月18日は「“SF inside”企業訪問ツアー」にも一緒に参加します。J-SOLではゲストとして参加してもらって、翌週はフリータイム。最後にお世話になった方々を呼んで彼の手料理を食べてもらうランチパーティーをして6月29日には離日という予定です。

シェフ見習いとして日本製の包丁を大事に使っている彼は、日本の食べ物文化には当然興味を持っています。J-SOL翌週のフリータイムにどこか日本料理関係の場所を案内していただける方がいらっしゃったら、ぜひお願いしたいと思っています。日本でスウェーデン料理の店を開くというのが夢だそうですから、そんなところも案内したいと思っています。いわば、興味の的が絞られた短期留学生に日本を案内するような感覚です。

さて、今回のプロジェクトにご協力いただけるという方の貢献方法ですが、金額をこちらで設定したカンパという現金を提供する応援、観光や学びのためのスポットへの案内という形の応援、一晩でもホームステイさせてあげようという応援、その他様々な発想の応援をお願いしたいと思っています。そして、トミー君は応援者の皆様へのお礼としてスウェーデン料理のレシピ小冊子を製作しています。巷のクラウドファンディングと同様に高額カンパをしてくださった皆様にはより大きなお礼をということで、新宿御苑近くのレンタルキッチンでのスウェーデン料理ランチパーティーにご招待します。

なんだか勢いで企画してしまった「トミー君招待プロジェクト」ですが、国際交流はいかなる形でも意義があるとざっくり考えて、これを通じた新しい出会いを楽しみたいと考えています。プロジェクトへのご協力方法に関しては、今月中旬に「SFニュース号外」でお知らせさせていただきます。なにとぞ皆さんのご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

青木 安輝

トミー・ニホルム君の自己紹介:

盛り付けをするトミー君
盛り付けをするトミー君
盛り付けをするトミー君

「僕の名前はトミー・ニホルムです。22歳のスウエーデン人でシェフになるための修行をしています。僕は料理が好きで、多分7歳くらいの時から見よう見まねで料理をしていました。そして4年前から本格的にプロになるための修行を始めました。

僕は日本食が大好きなんですが、現在の夢は日本でスウエーデン料理の店を開くことです。そして僕の国の美味しい料理がもっと広まるようにしたいと思っています。

趣味は、コンピューターやゲーム、(当然)日本のこと、絵や飾り文字を描くこと、外国語の勉強、それから妹にうるさがられることです(笑)。ま、できる兄として当然の義務を果たしているだけなんですが・・・

私は大家族の中で育ちました。自分は下から2番目なんですが、姉が3人、兄が1人、義理の兄が1人、義理の姉も1人、そして先述の通り妹が1人です。147平方メートルの家に全部で10人が住んでます。言うまでもありませんが、いつも家中騒がしくて、顔面にパンチが飛んでくることも珍しくありません。でもまあ、そんな状況の中で僕たちは皆いい子だったと思います。クライスラーのバンで皆ぎゅうぎゅう詰めになって650kmもドライブしてスキーに行ったりしたことが懐かしい思い出です。

でも、良い時ばかりではなく、こんな家族が悪いムードになると最悪でした。それに大家族ってお金がかかるんです。マクドナルドにちょっと寄っただけで、1000クローネ(約15,000円)もかかっちゃうんですから!

僕がこれまでの人生で一番誇りに思っていることは、日本のアニメや映画を観たり、本を読んだだけでかなり日本語ができるようになったことです。英和辞典は一冊全部読みました!多分僕には語学に関する天賦の才があるんだと思います・・・ジョークです(笑)。

でも実際こんなちょっとした悪戯をします。人に最初に会う時は、ものすごい南部訛りのアクセントで話し、次に会う時は標準語で話して、三回目は北部の粘着質な発音で話す。そうすると皆最初は気づかないんです。で、途中で「あれ!?」ってびっくり仰天するんですよ。同じ悪戯を初対面の日本の方にもします。つまり、最初は英語で話してて、途中で自然な発音の日本語をスルッと少し滑り込ませるんです。すると、最初は気づかれないんですよね。で、とうとう全部流暢な日本語で話し始めると、皆さん「こいつ何人だ!?」みたいな驚きの表情をされます。そして僕はしてやったりと笑います。

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2015年03月01日

第35号【4】 「そのままやっちゃん」から

そのままやっちゃんから
SFアーティスト特集:クラブ入会への“甘い”お誘い♪

「SFアカデミア」のプログラムの中で意外と知られていないのが、この「SFアーティストクラブ」ではないでしょうか。まさか絵を描く美術クラブだと思っている方はいないでしょうね(笑)?今号のニュース1-Dでは「大人の部活動♪」に関する紹介もさせてもらいましたが、ブログ「そのままやっちゃん」からも、3つの記事を通して、「SFアーティスト」とはどんな人たちなのかを紹介したいと思います。

「SFの理論はシンプルだけど、実践はアート」(インスー・キム・バーグ)の言葉通り、SF活用の現場では必ずそこに関わる人の個性や知恵が創造的に活かされます。そういった自分なりの工夫をすることを楽しんでいて、かつその実践体験を人と共有して学び合いたいと思っている人がSFアーティストです。この記事を読んだ後に、ぜひその仲間入りをしてみるかどうかご検討ください。

上田敬さんの修士論文タイトル
上田敬さん(「SFアート・ラボ」4月19日ゲスト)の修士論文タイトル

ブログ本文
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■2014年11月24日(月)  SFアーティストとリサーチ

「SFアーティストクラブ」メンバーの上田さんは、SF実践コースを修了された後に、自分の会社を興して企業向けの研修の仕事をしながら大学院にも入学された。そして来春の卒業を前に、今日はその研究成果をプライベートにシェアしてくださるということで、ボクと藤沢さん、渡辺さんでレクチャーを聞いた。

上田さんはSFのセミナーに出たときに、とてもしっくりくる何かがあったそうだ。そしてその感覚はどこからくるのだろうという探究心が湧いてきたらしい。特にOKメッセージ、他者肯定というあたりがキーになると見当をつけ、組織の中で上司が部下に対してOKメッセージを伝えることに関して、統計も駆使しながら色々な角度で研究してこられた。この領域では先行研究があまりないらしいので、上田さんの研究は貴重な一石となるだろう。

ここでは内容は紹介できないけど、「SFアート・ラボ」の第四弾あたりでぜひワークショップをしてもらいたいと考えているので、これを読んで興味が湧いた方は「SFニュース」を注目しておいて欲しい。

教えてもらったことの中で面白いと思ったのが、「自己効力感」に関する研究のこと。これはもう既に研究しつくされた成熟テーマらしく、新しい論文の数は少ないとのこと。人が実際にある行動Aを起こす度合いは、その行動Aの意義を認知的に知ることよりも、その行動Aは自分にとって実行可能なことであると思える時の方が高いのだそうだ。研修講師は、このことを肝に銘じる必要があるね!

ボクは学問とかアカデミックな世界に対してちょっと皮肉っぽく見る傾向があったけど、上田さんの話をうかがって、リサーチの有用性をあらためて見直した。

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以上ブログ本文

文中に書いてあるように、実際4月19日の「SFアート・ラボ」で上田さんをゲストに迎えることが実現することとなりました。上田さんから聞いた「自己効力感」の話しはその後色々な場面で意識することが多く役にたっているので、上田さんには感謝しています。セミナー受講者に「意義を詳しく話す」ことで行動を促そうとしてしまう自分に気づくようになり、それよりも「それは実行できそう!」と思ってもらうことの方が行動に結びつくということを思い出して、伝え方を変えることが多くなりました。

上田さんは研究専門の方ではなく、大企業でサラリーマンを長く経験されて、早期退職をして研修会社を興した現場の人です。50才を過ぎて大学院に入学する探究心が素晴らしいです。「SFアーティストクラブ」には、様々な業種の組織に所属するサラリーマン、技術者、専門職、コーチ、教員、公務員、医療従事者、経営者等、多様なメンバーがいることが特徴です。全員を紹介することはできませんが、上田さんのように研究熱心な方や、人と関わることに関して様々な実践をしている皆さんが集っています。

SF実践コース修了レポート タイトル・リスト
「SF実践コース修了レポート タイトル・リスト」のページ

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■2014年04月18日(金)  “実践レポート”はいい!

実践コース第五期の皆さんのSF実践レポートが提出され、今それを読ませてもらって修了認定をしているところ。4月29日の修了証授与式が終われば、この写真のページに第四期までの人たちのと並んで、全員のコラージュ写真と提出レポートのタイトル一覧が掲載されることになる。皆さん半年間よく頑張ってくださって、素晴らしいレポートが提出された。初めて東京のみの開催(従来は東京と京都の2元)だったけど、メンバーの凝集力が高かったなあ。SFアーティストクラブのメンバーが3人入っていたことも良かったのかもしれない。そして7人全員が6月のJ-SOL7の分科会で、何等かの発表をする予定だ。

FANTASTIC!

毎回そうなんだけど、実践コースのいいところは最後に「実践レポート」を書く必要があるところだ。自分がやったことをどう振り返るのか、そしてそれをどんな言葉で表現するのか、ここで色々な気づきがあるし、理解が深まるチャンスでもある。直観的には理解していても表現したことがないことは沢山ある。実践レポートは、切り貼りで書けないので、皆さん自分なりの言葉で書くしかない。それがいいんだよねえ。そこで自らの考え違い、誤解、思い込みなどに気づく場合も往々にしてある。そしたら自分に苦笑して、次の一歩を進めればいいっていうSFの感覚が好きだな♪

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以上ブログ本文

「SFアカデミア」のプログラムの中で、一定期間もっとも集中的にSF実践をするのが「SF実践コース(約半年間)」です。そして、もっとも継続的にしかも自分のペースでSFプログラムに関わり続けることができるのは「SFアーティストクラブ」です。

クラブメンバーになると実践コースに割引料金(8万円安くなる!)が適用されるので、まずはメンバーになってから、時期をうまく調整して実践コースに臨む方が結構いらっしゃいます。逆に実践コースでSFの醍醐味を味わったことで、SF実践をマイペースで継続しながら、ソリューショニスト仲間とつながっている意義を見出して「SFアーティストクラブ」に入会する方もいらっしゃいます。そういう意味では、SFアーティストとは実践や人とのつながりを大事にする人だと言えます。

SFアーティストクラブを面白くする会
このワイガヤから色々新しいアイデアが生まれました♪

ブログ本文
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■2015年01月11日(日)  SFアーティストクラブ新年会♪

今日の創立10周年がとってもいい日になったのは、このSFアーティストクラブメンバーのおかげだ。午後3時から「SFアーティストクラブを面白くする会」というミーティングをして、色々なアイデアが出た♪チームをつくって面白いイベント企画するって話、本をつくろうって話などが盛り上がったが、なんと言ってもヒットしたのが、この懇親会になってから出たアイデア。6月のJ-SOL大会前に、“SF inside”企業ZACROSや“コンプる”組織サイザリヤの見学ツアーをしようって話。J-SOLに参加する外国人に日本案内をするのに何を見せたら良いかを考えていたところ、誰が言い出したか出たアイデア。その2つの組織の現場責任者がメンバーにいるってのが心強い!!今年から海外ソリューショニストは個人的招待ではなく、英語ウエブサイトをつくって公式に申し込んでもらうことにした。だからそいう目玉があると大助かり!

今日集まったメンバーを見ると、個性は本当にいろいろ(濃い!)なんだけど、SFという横串が入っていると、こんなに楽しくなるんだなあってあらためて思えた。アーティストクラブは全国どこからでも参加できるってことをウリにしようとして、オンラインのプログラムを充実させようとしてきたけど、やっぱり人は生身で集まる(ライブ!)とエネルギー上がるなあ。

こういう皆さんがいてくれたら、ソリューションフォーカスはこれからまた10年色々楽しいことを企画してやっていけるってワクワクしてきたあ(^o^)v

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以上ブログ本文

さて、そろそろクラブメンバーになってもいいかなあと思い始めましたか(笑)?
ここまで読んでくださったということは、その可能性があるということと勝手に推測させていただきます!

では、「SFアーティストクラブ」の具体的な内容などをご確認いただき、ご入会をご検討くださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

by 青木安輝
posted by 株式会社ソリューションフォーカス at 11:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 「そのままやっちゃん」から

2015年02月01日

第34号【4】 「そのままやっちゃん」から

そのままやっちゃんから
『モテVOICE♪』1日ワークショップのおすすめ!            3月7日(土)10:00〜17:00
 @ちよだプラットフォームスクエア

今回は「モテVOICE♪」トレーニングに惚れこんでしまっているやっちゃんが、皆さんにモテVOICEの魅力を知ってもらいたくて贈るスペシャルバージョンです。一昨年の暮れに始めたボイストレーニングの中で生まれた“モテVOICE”という用語。文字面だけ見ると、なんだか化粧品の宣伝文句のように見えるかもしれませんが、体験すると実に奥深いものであることがわかります。

「モテ」は言うまでもなく、魅力的であることを表す現代の接頭語です。魅力的というのは、他者に対してと思いがちですが、実は僕が発見した“モテ”は自分が自分にモテている感覚なのです。つまり声の響きが心地よく変化したことを自分で感じる快感が、自信につながっていく感覚を“モテ”といっている気がします。でもそれは単なる自己満足ではなく、その響きを感じた人は必ずなんらかのOKメッセージを返してくれます。何かが違うのです。

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2013年12月27日 2014年1月10日

この1年間で「モテVOICE」がブログ「そのままやっちゃん」に登場した回数は16回に上りました。レッスンをすると必ず発見があり、その内容をシェアしたくなるのです。その発見は考えただけのことではなく、体感、聴覚、喜びが伴う立体的なもので、達成感があります。そして、身体、発声、感情、思考がつながっていて、どれか一つを変えると他のものが連鎖して変化する様子を感知する(awareness)ことはとても面白いです。レッスンを始めてから、仕事や日常生活の中で、以前よりずっと声に意識が向くようになりました。そして、セミナー講師をする際も声が楽に出るようになり、メッセージの内容と声の響きが一致するように、意図的に調整できるようになったことは本当にありがたいです。

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2014年4月8日 2014年3月25日

さて、3月7日(土)の「“モテVOICE♪”1日ワークショップ」の内容を見ていただくと、事前課題として発声チェックをするための短文「私は〜な男(女、人間)です」という短文を用意してくるというのがあります。これは昔インプロを習った時にやったワークの応用ですが、短文であるがゆえに発声時の呼吸、姿勢、声の質などに意識が向けやすく、気づくことが多いです。そして実験的に身体の状態を変えたり、ある種のイメージを湧かせたりしながら同じセリフを言ってみて、「もっとも自分らしく響く声」を見つけていきます。

そしてもう一つの事前課題で、今の声よりも“モテVOICE”で言ってみたい現実場面でのセリフを書き出してくるというのがあります。思った通りの声で言葉が言えてないとすれば、何かしらの理由で余計なところに力みがあるか、委縮があると思われます。それがどこからくるかを分析して解決しようとすると複雑になりますが、発声だけで調整していってモテVOICEが出た瞬間に、力みや委縮の元になっていた精神的課題も解消していることがあります。僕は以前、精神と身体は「⇒」の方向の関係が強いと思い込んでいましたが、思った以上に「⇔」であることを再認識しました。気持ちが変われば自然と声は変わります。逆に、姿勢を変えると声が変わり、それに伴って思考や感情が変わります。このBody & Mindの一致感を、ただ声を出すというシンプルな行為の中で確認できる楽しさは、僕の日常に変化を起こしてくれました。

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2013年12月18日 2014年4月5日

最後にモテVOICEトレーナーいのまたひろみさんのエピソードを一つだけご紹介したいと思います。彼女がいかに生徒のことをよく見てその人に合わせた発声の指導法を選ぶのが上手いかについては、ここに書いて文字で読んでもらうのではなく、ぜひワークショップで体験していただきたいと思います。ここではお父様との「モテVOICE♪」エピソードを一つご紹介します。モテVOICEとは何かについて語ってもらった時に聞いた話です。

いのまたさんがまだ小さかった時のことです。ひらがなの「ほ」と「は」を間違えていたのに自信をもってお父さんの前で読んで、「ちゃんと読めたでしょ?」という顔をしたそうです。するとお父さんはちょっと困ったような顔をして、「う〜ん、う〜ん、それは『は』だったかなぁ?」と遠回しに諭すような声を出したそうです。しかし、小さなひろみちゃんは『ほ』と自信たっぷり主張し続けます。お父さんは「ん〜、ん〜」とさらに困ったような声を続けます。そしてしばらくして、何かおかしいと気づいたひろみちゃんが「『は』かな?」と言うと、お父さんはうれしそうに「そう!『は』だよねえ♪」と言ったそうです。

このお話のどこがモテVOICEエピソードなのでしょう?最後のお父さんのうれしそうな声ではありません。その前の「う〜ん」とか「ん〜」と困る時の声が、とても優しかったのだそうです。「それは違う」と否定せずに、「きっと自分で気がつくよねえ」という信頼をしていることが伝わってくる声だったからこそ、後で自分で気がつけたのだろうと、いのまたさんは回想しています。実はこの会話の録音テープがたまたま残っていたので、いのまたさんは自分を元気づけたい時に聞くことがあるそうです。「ん〜」の響きの中に愛情を感じる感受性で、僕のモテVOICEを見つけてもらえたことは本当にラッキーでした♪

この1日ワークショップに参加することで、どんな場面で人のモテVOICEに気づいたり、自分が発したりするようになるか、その結果どんな変化が起こるかと想像するとワクワクしませんか?みなさまのご参加をお待ちしています♪

青木安輝

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2014年12月4日 2014年6月22日
「モテVOICE」が出てくるブログ記事:
「初めてのボーカルレッスン♪」2013年12月18日
「超やばい・・・ボーカルレッスン♪」2013年12月27日
「歌のレッスン超楽しい〜♪」2014年01月10日
「毎回発見の連続!@歌レッスン」2014年01月28日
「モテVOICEとは!?」2014年02月18日
「“モテVOICE”って商標が生まれるかも!」2014年03月03日
「モテVOICEの真髄に近づきつつある!?」2014年03月25日
「モテVOICEボトル♪」2014年04月02日
「日本初の『モテVOICE♪』ワークショップ」2014年04月05日
「上達の証し?・・・兆し!」2014年04月08日
「朝は“モテVOICE♪”ワークで目覚め度UP!」2014年06月22日
「モテVOICEレッスン<ネコ声編>」2014年08月20日
「イメージと理解で発声が変わる!」2014年11月07日
「腕をフリフリで高音が出た」2014年12月04日
「モテVOICEゾーンが見つかったゾ!」2014年12月26日
「モテVOICE♪本日の気づき!」2015年01月10日
posted by 株式会社ソリューションフォーカス at 02:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 「そのままやっちゃん」から

2015年01月01日

第33号【6】 「そのままやっちゃん」から

そのままやっちゃんから
創立10周年特別ロングバージョン
“SF inside”の10周年をベルギーでお祝いしてもらいました!

ベルギーでソリューションフォーカスをベースにした企業研修&コンサルティング会社「イル・ファーロ」を経営している友人リサロッテから2日間ワークショップをしてもらえないかと最初の打診があったのは2013年の11月だった。当初はSOL Worldの創始者マーク・マカーゴウ博士たちを含む講師数人でSF上級者向けに連続10日間のセミナーを開催する企画だった。マークの「ホストリーダーシップ」や、ジョンの「チーム・インピータス」のようにマニュアル化されたコンテンツは提供しやすいし宣伝しやすい。しかし、僕は英語で何を提供したら良いのだろうと最初はとまどったので、すぐにはOKできなかった。

しかし、その後企画が変更となり、僕のワークショップは独立した2日間のセミナーとして提供できる可能性が出てきた。そしてリサロッテと共同経営者アントンと3人でスカイプ会議をする中で、株式会社ソリューションフォーカスを創立してちょうど10年になるので、その間のSFエバンジェリスト(唱道者)としての体験を話すことはできると伝えた。それに対して彼女は「Aoki-sanがJ-SOLを7年も続けていて、そこに様々な組織のチームが集うようになったこと自体が素晴らしいと思います。どうやってそんなSFコミュニティーをつくることができたのか教えて欲しいです。今までやってきたことをそのまま話してもらって、Aoki-sanが“SF inside”を提唱して進めてきたこの10年間の成果を一緒にお祝いする会にしましょう。」と言ってくれた。正直これはものすごくうれしかった♪

“Masterclass: Yasuteru Aoki: Creating 'SF inside' Organisations” の企画が成立し、ブリュッセル郊外のルーベンにて2014年12月11-12日の2日間で開催された。

リサロッテさんの自宅にあるセミナールーム
リサロッテさんの自宅にあるセミナールームにて
ブログ本文
■2014年12月11日(木)  The '10 years SF inside' celebration, with Aoki San

「青木さんと"SF inside"の10周年を祝いましょう」と命名された2日間のワークショップ。この企画をしてもらえたこと自体が、自分が10年間やってきたことに対する最高のOKメッセージだ!本当にうれしい。バンザ〜イ♪

リサロッテは2009年オランダのSOL国際大会で、「あなたこそSOLの精神を体現している人だわ!」と言ってくれた。その時は面映ゆい感じしかしなかったけど、今考えてみると、日本でJ-SOLを継続開催したり、英語を話せない日本人が大勢いるグループがSOL大会に参加できるようサポートしたり、ボクが色々な人と積極的にフレンドリーに接するのを見ていてくれたんだなと思う。そして、今回こういう形でこの10年のお祝いをしてくれるという発想は本当にありがたい。やはりあの時の言葉は心から言ってくれてたんだなあと、じ〜んとする♪

さて、今回のワークショップの内容だけど、ボクの主な出番は2回。あとはそこから得られたインスピレーションを深めたり、他の考えとリンクさせたりするためのダイアログの時間。総合司会はアントンとリサロッテ。出だしの名前覚えゲームや途中のエナジャイザーゲームはポールの担当。ラウンドテーブルはアラン。エネーブラー(目的実現を可能にするもの)集めはジョン、オープンスペースはジャニンと多彩な顔ぶれを活かした形式。この写真はボクの一回目の出番で"SF inside"をテーマにして、J-SOLのことなどをからめながら、ボクのSF観を伝えているところ。パワポはJ-SOL7に19名の大部隊で参加してくださった三井造船の皆さんの写真が投影されている。こういう大企業が19名ものチームで参加すること自体がこちらの皆さんにとっては驚きのことで、J-SOLの独自性とその価値が伝わるようだ♪

以上ブログ本文
注1)
この“SF inside”ワークショップおよびベルギー滞在の様子は、ブログ「そのままやっちゃん」でお読みいただくことができます。(12月9日〜13日分まで)
注2)
“SF inside”を「そのままやっちゃん」トップの検索ウィンドウに入力すると、この10年間で“SF inside”という言葉が出てくるブログ記事が全部読めます。

世界でソリューションフォーカスを広めようとしている人たちには、色々なタイプがある。もともとのカウンセリング手法としてのノウハウをしっかり伝えようとする人、それをさらに進化させようとしている人、哲学的な意味あいを強調する人、SF会話のマイクロ分析をする人。また虐待対応など特定の分野での対応法として特化しSFという名前が既に溶けて消えている場合もあれば、SFリーダーシップ、SF人事評価、SFチームビルディング等、組織開発における特定領域でSFを活かした独自の方法を開発した人たちもいる。

さて、そんな中で僕がこの10年間にSF界に貢献してきたことがあるとしたら何だろう?今回のベルギーワークショップは、その問いに回答を試みる機会となった。キーワードは、“SF inside”、ASF (Already Solution Focused)、「日常会話に溶け込んだSFタブレット」。

“SF inside”は「インテルインサイド」のもじりで、「SFが内臓されている組織」という意味あいで提唱し始めた。僕が意味したかったことは単純で、すべての組織構成員がソリューションフォーカスを理解して、人事制度やその他組織のルールがソリューションフォーカスをベースにして設計されたら、皆が元気で前向きになり、メンタルな問題が最小限でパフォーマンスは最大になる組織ができるというものだった。

僕が“SF inside”という言葉を発想したのは、SFを問題がある場面でだけ使う解決手法ではなく、日常のコミュニケーションに活かされるべき「人を活かす」要素が強いコミュニケーション手法だと認識したからだ。人と人が関わる場面であれば、営業であれ、経理であれ、開発であれ、製造であれ、どんな現場でも、正社員も、パート社員もともにお互いを元気にすることができる。そんな潜在性を持っているSFを組織の中全体で活かすことができたら、組織風土は最高度に活性化できる。そして、そんな組織の表玄関ドアに“SF inside”って認証シールが貼られるようになったら素晴らしいって思ったわけ。

そのためにSF的でない人をSF的に変えるって考えると本当に大仕事になる。だけど、もともとそこにあるSF要素を活かすところから始めると考えたらすぐに変化が起こせそうだ。自分がそうであったように、SFの内容を知った時に「これって自分は前から知っていたことだな」と思う人が予想以上に多いことがわかって、ASF(Already Solution Focused)という表現を使い始めた。オランダでSOL国際大会に参加した時に、画家ゴッホの縁者でIT会社経営者のゴッホさんが言っていた。初めてSFセミナーに出た後に、「SFって使い慣れた手袋のようにフィットする」と思ったと。ZACROSの布山社長をインタビューさせてもらった時も、「SFって聞くと何だか新しいものかと思ったけど、実際それを会社の中で活かしてみたら、前からこうしたいって心の中で思ってたことと同じだった」と言われた。他にもSFセミナーに参加した企業マネジャーの人たちが、部下を活かそうと思っていたら自然とソリューションフォーカス的なやり方になっていたことに気づいたと言うのを何回も聞いた。だから、人はある程度デフォルトでソリューションフォーカスが内臓されていると思ってよいし、それを前提とすることで、“SF inside”へのハードルが低くなる。組織風土改革という言葉はとても大変なことをやるイメージだけど、人が持っているものを活かすだけだと考えたい!

ソリューションフォーカスの要素がもともと人間の中にあるから、それにスイッチを入れる一つの話法として解決志向アプローチ(SFA)が発見されたわけで、逆ではない。だからその人間がもともと持っているSF的なるものは人によって色々な名前をつけられている可能性がある。そう考えると、いわゆるソリューションフォーカスの教科書に載っているSFであるかどうか、正しいやり方かどうかはあまり気にせずに、僕たちがもともと共有している「それ」に響くものであれば、SFだと思って良い。そんな風にストライクゾーンを広く構えてSFセミナー受講者の実践とその結果をインクルーシブに受けとめることを大切にしてきた。これは専門家の態度ではなく、むしろ大いなる素人の不知の態度(not-knowing)だと思うが、それによってより多くの人に訴求効果があるのだと考える。

人がもともとSF要素を持っているなら、日常コミュニケーションの中に既に無意識の内にそれが溶け込んでいるはずだ。定型の質問という形に収まったSFスキルではなく、その要素を抽出して広いとらえ方をすることができたら、「これもSF、あれもSF、それもSF」というようにインクルーシブなとらえ方ができる。そういうSFを特定して、増幅していくことができるなら、力づくの変革ではなく、シームレスな進化という形で組織風土を変えていけるのではないか。

そのためには、一旦カウンセリングやコーチングのイメージから離れて、SFの要素とは何かをより抽象度が高いレベルでとらえる必要がある。GSFAS(一般解決志向態度スケール)を創る過程で、SFを定義し直し、69項目のシンプルなソリューションフォーカス的思考と行動要素を抽出した。それらは一つだけでも何らかのSF的効果をもたらすと考えられる。SFアーティストクラブのメンバーNさんは、SFを知る以前、部下を問題志向的態度で厳しく責める形の指導をしていて相手がいつも下を向いてしまい、効果がないと感じていた。だが、ある時そんな叱責の後に一つだけ聞きかじりのSF的質問をした。「最近うまくいったことは何かある?」すると、それだけで相手の顔が上がり、元気よく話し始め、その後の仕事ぶりが変わったそうだ。日常のコミュニケーションは色々な要素が混在している。だが、そんな混沌の中でもSF要素がタイミングよく入ると、人の心は前向きに反応する。だからきれいに1時間のセッションができるようなスキルを磨かないとSFが使えない等と考えずに、一言SF発言ができるだけで違いをつくることができると考えることを促進したい。

SFタブレット
「日常に溶け込んだSFタブレット」のイメージは2012年のEBTA(欧州ブリーフセラピー協会)の大会で初めて紹介させてもらった。ソリューションフォーカスの良さをカウンセリングやコーチングの形式だけでなく、もっと広く日常で活かすためのアナロジーだ。組織の中では長い時間をかけて1対1のセッションをする機会は非常に限られてしまう。しかし、ソリューションフォーカス(解決志向)の要素が毎日交わされるやりとりの中に溶け込ませられるものなら、より“低い温度”での変化、さりげない変化、変化と感じないゆるやかな持続的変化が可能になる。J-SOL1の時にZACROSの布山さんがSF活用で子会社再生に成功した体験を「社員もびっくり!いつの間にか企業再生」というタイトルで発表してくださったが、まさに職場での会話にSF要素を溶け込ませて「いつの間にか」変化を起こしてしまった素晴らしい事例だった。組織的な活動にはSF以外の要素も当然必要なので、100%ソリューションフォーカスではなく、ある程度の割合溶けこんでいるくらいが丁度いいという意味あいもある。

GSFASの69項目はコミュニケーションの小さな単位(SFタブレットが溶けた泡)だが、これらはどれもSF用語を使わずに表現されていて、誰でも頻度や質の差こそあれ、既に実践している可能性がある項目だ。だから、一人ひとりが既に実行できている項目を見つけたり、他のメンバーが得意としているように見える項目を見つけてリソースインタビューの題材にできる。今回のベルギーのワークショップ後に、イル・ファーロが主催したSFリーダーシップ研修の冒頭で、まだSFのレクチャーが行われる前にこの69項目を使ってリソース発掘が行われたところ、参加者のエネルギーが大いに高まったとアントンが報告してくれた。そうやってSF要素に親近感を持ってもらった上で、さらにそれらの項目の中から一つだけ改善目標を各個人が選ぶという取組みなら大きな負担がなく実施できる。そんな小さな努力を組織構成員の一定割合の人々が重ねていけば、全体としての解決志向度は高まってくる。つまりSFタブレットが溶けた濃度が上がるわけだ。すべての人間がSFコミュニケーターに向いた素質を持っていると考えると無理が生じるので、”SF inside”組織を創るのに全員が積極的ソリューショニストである必要はなく、一定割合の人が意識的にSF度を高めようとするだけでもその影響でかなり健康度の高い組織風土ができると考えてみたい。この考え方に則った取組みはまだ始まったばかりだが、その効果を調査ツールとしてのGSFASを使って数値的に実証する試みも同時に始まっているので、今年は皆様に良いニュースを届けられる可能性がある。

なんだか取り留めのない文章を書いてしまったが、言いたかったことは単純で、“SF inside”な組織を創ろうとする時に、スタート地点で既にソリューションフォーカスな要素が存在しているし、そのことをメンバーが自覚することが“SF inside”化に向かう勢いをつけ、加速するということだ。またその要素というのは、小さな単位で目立たないように存在しているから光をあてることが必要で、そのためのツールとしてGSFASの69項目が使える。

僕のSF界への貢献がどの程度のものかは定かではないが、“SF inside”な組織づくりは日常の小さな変化を積み上げることで可能になるという方向に向けた流れを後押ししていることは確かだ。“SF inside”に向かう道を歩みやすくするためのツールや考え方等は、まだまだこれから数多く開発する必要がある。しかし、“SF inside”なチームや組織はこれから必ず増えていくと確信している。それは、この10年間に出会ったソリューショニストの皆さんからいただいたSF活用の成功体験レポートから力をいただいたお蔭だ。この間に出会ったSF共鳴者の皆様に深く感謝したい。今年はその確信をより多くの人たちと共有し、“SF inside”への道が明るく照らされて、より歩みやすくなるモデルを提示できるように精進することを、2015年元旦の誓いとしたい。

そのままやっちゃんブログ by 青木安輝
posted by 株式会社ソリューションフォーカス at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 「そのままやっちゃん」から

2014年12月01日

第32号【3】 「そのままやっちゃん」から

そのままやっちゃんから

そのままやっちゃんの頭の中を覗くことができる検索窓!

「そのままやっちゃん」をご愛読いただいている皆様は既にご存じと思いますが、そのままやっちゃんの題字の下に検索窓がつきました。「そのままやっちゃん」の中身をすべて検索できる機能です。この10年間書き続けてきた内容は、なんでもない日常の一コマだったり、ソリューションフォーカスに関する随想、研修の成果、出会った人、読んだ本、見た映画やライブ、ゴルフなど雑多で、一貫性があるとしたら、そのままその時のボクであることくらいかな。「やっちゃんは何々に関してどう考えているんだろう?」と思って検索すると、意外と面白い発見があるかもしれません。役立つかどうかは「?」ですが(笑)。

そのままやっちゃん検索窓

ブログ本文
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■2014年11月02日(日)  これは面白い!「そのままやっちゃん」検索機能追加♪

こんな仕掛けが簡単に無料で設置できるようになったなんて、まあ世の中“秒進分歩”だわ。グーグルさんのお力を借りて、「そのままやっちゃん」過去10年分の記事の中身をキーワード検索できるようになりました!

試しに色々な言葉を入れてみた。「タオ」「ゴルフ」「お父ちゃん」「お母ちゃん」「カミさん」等々。「お母ちゃん」子だったのに、「お父ちゃん」のヒット数の方が多いのにびっくり。まあ、ブログを始めた時には母は亡くなっていたこともあるし、お父ちゃんに関しては死んでから父子関係について色々な気づきがあったこともあるのかな。

ではソリューションフォーカス用語はどうだろうと、7つの基本要素を入れてみた。ヒット数上位3つは「OKメッセージ」「フューチャーパーフェクト」「フォローアップ」。OKメッセージは当然、フューチャーパーフェクトもなるほどと思う。フォローアップは意外だった。でも、昨日のベーシックでも言ったんだけど、7つの基本要素の中でとても重要なのはやはりフォローアップだと思う。スコット・ミラーの研究で、面談手法は何であっても効果性ポテンシャルに変わりはなく、どれだけセッション後のフィードバックを受け取って次のセッションに反映させるかが面談の成功に影響するという結果が出ている。つまり、相手が自分の望みについて、あるいは変化について知ってくれているとインタラクティブなコミュニケーションの中で感じることがとても重要なのだ。これって「つながり」を感じるってことなんだろうなあ。人間は「つながり」を実感した分、世界を広く感じるのだろう。そして、より大きく変化の余裕を持てるのだと思う。

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以上ブログ本文

この最後の部分を読み返して、「そのままやっちゃん」のコメント機能を復活させようと決めました。スパムコメントが多くなってしまったという現実的な理由ではずしたのですが、どうも以前の「そのままやっちゃん」とは何か違うと感じていた理由はこれだったんだと気づきました。今でも直接お会いした時に「『そのままやっちゃん』読んでますよ」って言ってくださる方は結構いて、「ああ、うれしいな」と思うんですが、コメント欄があった時の方が頻繁にそういう「つながり」を感じていたなあと思い出しました!

次の「SFニュース」をお届けするまでには、コメント欄を復活させますので、ご愛読くださっている皆さん、どうかコメントをよろしくお願いいたします。皆さんとのつながりを感じたいで〜す♪

そのままやっちゃんブログ by 青木安輝
posted by 株式会社ソリューションフォーカス at 08:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 「そのままやっちゃん」から