2016年6月26日(日)10:00 〜 18:00
@ちよだプラットフォームスクエア(東京都千代田区)
詳しくは最後までお読みください。
“SF inside”とは 思考およびコミュニケーションの取り方の中に、効果的にソリューションフォーカスが活かされ、日常的にソリューションフォーカスの恩恵を享受している様子を表す言葉です。
「“SF inside”なチーム(職場)」とは SFコミュニケーションが交わされる度合いが高いことで、満足度や生産性が高く、メンタルヘルス環境の良い集団を意味します。
「“SF inside”なチーム(職場)」づくりを目指している人、およびそれを 支援しようとしている人は誰でもこの大会に参加する資格があります。

ソリューションフォーカス(SF)を活かして、働く人が活き活きとしているチームや職場をつくろうとしている皆さんが、お互いの実践活動を共有して学び合うために集う場として、2016年は“SF inside” Day(1日)を開催いたします。
昨年まで8年間続けてきたJ-SOL(日本ソリューションフォーカス活用事例共有大会)においては、ここ数年“SF inside”な職場づくりを目指す企業のチーム参加が増えてきました。特に昨年はJ-SOL大会前のイベント「“SF inside”企業訪問ツアー」が実施され、ソリューションフォーカスを活用した社内活性化への挑戦を続けている藤森工業株式会社横浜事業所と、サイゼリヤ横浜ビジネスパーク店において海外ゲストも交えた企業内ソリューショニスト同士の有益な相互交流の場をもうけることができました。
その潮流を踏まえて、今年は組織に所属する方たちにとってより参加しやすいように1日プログラムに変え、組織の中で“SF inside”な状況を創り出すことにエネルギーを傾注している人々が、お互いの実践から学び合う場をつくります。J-SOLとは名前も時間の長さも変わりますが、ソリューションフォーカスで活気あふれる生産性の高い職場作りを目指している人々が集い、交流を深め、相互学習する点においてはまったく変りありません。逆に、1日だけなのでより集中した時間を過ごせる可能性もあります。
もう一つ強調したい特徴として、「学び合い」があります。SFアカデミアのプログラムでは「認め合い、学び合い、応援し合う」をクリードとして掲げています。「SFフォーラム」や「SF実践コース」のように“フォローアップ”が重要な位置を占めるプログラムを通じてわかってきたことは、学びは「成功した人が未成功の人に教える」という一方通行ではないということです。失敗からも学ぶことができますし、目標達成の途上にいるチームを傍から応援する中で、質問したり次の一歩に関するアイデアを一生懸命考えることが、様々な発見や創造性の発揮につながります。“SF inside” に関しての理解度や実践度がどのようなものであるかにまったく関係なく、誰もがこの場に参加することで生み出す価値があります。素晴らしい成功事例を持った人も、道半ばで苦労しながら奮闘している人も、大きな組織の人も、小さな組織の人も、「学び合い」を構成する重要な一員です。
私(青木)は最近ソリューションフォーカスで新しい組織風土をつくろうとするのは、時代を変えつつある色々な流れのうちの一つであるという想いを強くしています。とても意義のあることです。が、簡単ではありません。失敗や挫折も沢山あって当然です。“SF inside” Dayは、既に確立されたことを学ぶ場ではなく、新しい文化を創ろうとしているソリューショニストたちがこれまでの様々な経験を共有して、光る部分に焦点をあてつつ、様々な苦闘の先に何があるのかを見据えようとすることで、せっかく生まれた大切なものを育てていく場なのだと思います。そんな想いで響き合える仲間が集まる場にはきっと笑顔と発見があふれ、自分の進むべき道を気持ちよく(再)確認していただけるはずと確信しています。
基本的に参加者同士の実践事例を共有して、学び合う形式をとります。以下の3つの形式の組み合わせとなります:
- ◆全体会:
- 一つの部屋で全員で一つの事例発表に耳を傾け、ディスカッションをします。
- ◆分科会:
- 事例提供者がいくつかの部屋に分かれて発表をし、参加者は関心のあるテーマの発表を聞き、質疑応答やディスカッションに参加することができます。
- ◆オープンスペース:
- 話し合いたいトピックをその場で募集します。トピックを提示した人がスペースリーダーとなり、小部屋に分かれ、参加者は自由に動きながら、関心のあるトピックのスペースに参加します。
応募された事例内容を主催者側で検討し、全体会、分科会、オープンスペース其々に適したものを選択させていただきます。そして、最終的に1日のプログラムとして組みあげて告知いたします。 詳しいプログラム内容は、3月下旬頃に公開する予定です。
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全体会のイメージ | 分科会のイメージ | オープンスペースのイメージ |
- *早期申込み割引その他申込み手続きに関する詳細は、3月下旬頃のプログラム内容発表時までに最終決定し、お知らせいたします。
日時: | 2016年6月26日(日)午前10時〜午後6時 |
会場: | ちよだプラットフォームスクエア(東京都千代田区) |
定員: | 100人 |
参加資格: | ソリューションフォーカス(SF)を活用して、職場のチームを活性化させたり組織の問題を解決することに関心のある方であれば、どなたでも参加できます。 但し、ソリューションフォーカスに関する予備知識がない方は、ご自身にとってより効果的に参加して頂く為に、事前に推薦図書を読んだり、「SFベーシック」セミナーを受講されることをお勧めいたします。 □推薦図書:「解決志向の実践マネジメント」
(河出書房新社)青木安輝著
□「SFベーシック」セミナーの詳細・申し込み案内ページ |
◆募集対象:
- チームや組織の中で、ソリューションフォーカスを活用しての問題解決、目標達成、職場の活性化など、何等かの成果をあげたり、あげつつある事例を当事者として発表できる個人またはチーム。
- ソリューションフォーカスを活用して(個人相手ではなく)チームや組織に対する支援で成果をあげた事例を発表できるコーチ、コンサルタント、その他の支援専門家。
- SF活用によるチームや職場の変化を目指す志は高いが、現在前進するのが難しく、当事者以外の新鮮な視点からのSF的応援が欲しいと望む事例。
◆応募事例に関する条件等:
- “SF inside”に関する厳密な定義はありませんので、ソリューションフォーカスを活用して職場の活性化を目指したり、チームや組織の問題を解決したり、新しい組織文化を
創ろうとする試みであれば、幅広くどのような内容であっても応募資格があります。
- 規模の大きな事であっても小さな事であってもかまいません。
- 関わる当事者が全員SFを意識的に活用したケース、一部の当事者がSFを活用し、周囲に影響を及ぼしたケース、どちらも応募できます。
- 発表者は、一人でも複数人でもかまいません。
- 発表事例は完全にうまくいったケースである必要はありません。どのような事例もうまくいかなかった部分が含まれているものです。発表するためにうまくいった部分に焦点をあてていたら、案外成功していたことに気づく場合もあります。
- 発表内容によって、「全体会」での共有、「分科会」での共有、「オープンスペース」に振り分けて、プログラムを組みます。その選択は、まず主催者側が暫定案を作った上で、応募者の皆さんに個別に相談させていただきます。
- 発表して終わりではなく、その中の成功や失敗からの学びについて、また次のステップに関するアイデア等を大会参加者とリフレクティングする時間を大切にします。発表者とそれを聞く人が共に学び合う場です。
- 事例提供者も参加者であることは変わりませんので、一般参加者同様に参加申し込みが必要となることにご留意ください。
- ★「自分の事例を多くの人と共有してみたいが、応募対象に該当するのかどうか迷う」などの場合は、info@solutionfocus.jpまでメールにてお気軽にお問合せください。
■募集期間: 2016年1月15日〜2月末日
■応募方法:
どの形式で発表していただくことになるかは、3月半ばまでには決定する予定です。
応募フォームはこちら(2016年1月15日〜)
⇒ http://www.j-sol.org/sf_inside_day.php