2018年05月17日

"SF inside" Day 2018分科会の見どころ紹介 Vol.4

"SF inside" Day 2018 分科会の見どころ紹介 Vol.4
青木 安輝
◆ 横浜南共済病院+株式会社ハートセラピー:
「解決志向による職場活性化活動で看護師の底力を見た!」
(発表者:柳原里枝子氏、久保 恭兵氏、末永 八千代氏 )

この事例共有者の柳原さんは、ご自身が看護師としてガン患者さんに関わった体験などを通じて、「多くの人が自分の価値観の元、幸せに後悔なく人生を送ることが出来たらいいな」という想いを抱くようになったそうです。その想いを実現するために起業し、その事業の一環として、SF活用で人がよりいきいきと仕事ができる職場環境を整えるサービスを提供されています。

横浜南共済病院看護部から依頼されたプログラムは、5カ月の間に3時間セミナーを4回実施するというもので、時間としては決して十分に長いとは言えない研修です。そして受講者は固定された18名のみ。あなたが講師だとして、その条件で300人の看護部を活性化してくれと言われたら・・・と想像してみてください。これは、Mission impossible? Or possible?

結果はPossibleだったようです!ある日、研修に参加していない看護師長さんが柳原さんのところに来て、とてもうれしそうに職場での変化を伝えてくれたそうです。新人の看護師さんが「こういう先輩がいるところで働きたい!」と言ったという言葉が特に耳に残ったとのこと。

そして、"SF inside" Day にも何名かの看護師さんが参加することとなり、職場活性化をさらに前進させたいという気運の高まりがあるようです。一体何がそのような変化を起こさせたのでしょうか?
それはぜひ分科会の中で詳しくお聴きください。

★この分科会紹介ページ↓
https://www.j-sol.org/sf_inside_day_contents.php

◆ 三井E&S造船株式会社 艦船営業部:
「“営業部内におけるグループ間同士のコミュニケーション向上大作戦”
『会社または組合主催の会社イベントへの
チーム全体での積極的な参加!』」

(発表者:赤堀 則文氏 )

運動会や各種スポーツ大会、はたまた団体旅行など、一昔前の会社では当たり前だった社内行事が最近はなかなか盛り上がらないので、中止になったという話をよく聞くことがあります。社会全体でも個人の嗜好が優先され、「とにかく皆で一緒に同じものを」ということが随分減少してきた昨今です。

そんな時代ですが、赤堀さんが発表してくださる内容は、会社の仲間が仕事とは直接関係ないお楽しみイベントで快適に交流を深め、それによってコミュニケーションが深まっていったという内容です。

実は、発表者の赤堀さんが、ウェブサイト上の分科会紹介文原稿を送ってくださった時に、写真が沢山添付されていました。どれも多くの人々が楽しく社内イベントに参加している様子を写したスナップショットでした。
残念ながらサイト上ではそれらを紹介できていないのですが、素晴らしい笑顔が沢山写っていました。これがSF活動の成果だとしたら、見事なお手本だなあと思いました。分科会の中ではきっと多くの写真が紹介されることでしょう。

そういうイベントへの参加を促すという方針も、「うまくいったことはもっとやる」というSF原則に則って、過去の成功体験を振り返ったり今あるリソースは何かと確認しようという話し合いを通じて、できあがり ました。そして、なんと全員が参加するところまでこぎつけたのです。

コミュニティー崩壊や居場所の喪失などが増えてきた現代社会と言われていますが、赤堀さんの周辺ではむしろその逆のことが起こっているようです。
人生で一番長い時間を過ごすところが職場である人が多いわけですが、そこで一緒に過ごす人たちとの交流が気持ちよく深められていった秘訣は何なんでしょう。ぜひ赤堀さんのお話を聴いてみてください。

★この分科会紹介ページ↓
https://www.j-sol.org/sf_inside_day_contents.php#mese

SF inside Day by 青木 安輝
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2018年05月13日

"SF inside" Day 2018分科会の見どころ紹介 Vol.3

"SF inside" Day 2018 分科会の見どころ紹介 Vol.3
渡辺 照子
◆ 藤吉工業株式会社:
「FS10饗宴!!『SFを意識させない』活動 "『どっぷりSF』メンター制度」
(発表者:櫻井 逸昌氏 、門田 貫氏、坂元 崇大氏、稲荷 真也氏、飯田 奈央氏 )

藤吉工業は、6年前から今までに10名の「SF実践コース」修了者を輩出しています。発表テーマの「FS10」とは、実践コースを修了した“藤吉工業のソリューショニスト10人”という意味です。

発表には、3本の柱があり、「SFを前面に押し出さずに、むしろ意識させない活動」2本と、「ソリューショ二ストたちによるSF面談を活動の中心として、“どっぷりSFに浸かった”メンター制度の推進活動」1本です。

1本目の柱は、坂元氏がおこなった、「事務所へ1時間早く戻り、自宅にも早く帰る」ための業務効率改善の実践です。坂元氏は、「缶コーヒー」と「ヒアリング」と「アンケート」を駆使した取り組みを半年間続け、業務改善が進んだ上に、部員が1時間早く事務所に戻り、帰宅も早められるようになりました。上司からは「SFやった感じに見えないけど何か変わったよね」と言われたそうです。そこには、坂元氏の“やらされ感では継続しない”という信念があり、SFを前面に出さずに部下とのコミュニケーションが自然に深まるようにする配慮がありました。

2本目の柱は、稲荷氏が行ったアンケートツール使用のユニークな実践「Big Smile〜明るく笑顔の部署にする〜」です。「工事課は現場常駐が多く毎日全員が事務所に集まれないが、何とかしてSF実践をする手立てはないかなぁ?」と考えた結果思いついたのが、アンケートツールの活用。直接顔を合わせる機会が少ない中でも、アンケートの質問、回答、それに対するコメントの返却というやり取りを繰り返す中で、SF要素を活かして、Big Smileな職場に向けてチーム内のコミュニケーションを深めていきました。
その結果、若手の仕事意識が変わり、相談されることが多くなり、チームプレーが増え、事務所内の会話も増えていきました。

3本目の柱は、櫻井氏、門田氏、飯田氏を中心に、社内ソリューショ二ストたちがメンターになり、若手社員30名ほどのメンティーにSF面談を実践した取り組みです。このメンター制度の導入により、若手たちが活き活きしてきています。メンティー達の声は「認めてもらえることが何より嬉しい。」「別の部署のメンターとの会話で視野が広がる。」「メンターたちと飲み会をやりたい気持ちだ。」などポジティブです。
ソリューショ二ストたちの何が、若手の躍動感を引き出したのかどうぞご注目ください!

以上渡辺でした。

★この分科会紹介ページ↓
https://www.j-sol.org/sf_inside_day_contents.php#fujiyoshi

SF inside Day by 渡辺 照子
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2018年05月11日

"SF inside" Day 2018分科会の見どころ紹介 Vol.2

"SF inside" Day 2018 分科会の見どころ紹介 Vol.2
(西川ゴム工業株式会社 環境安全部・三井E&S 造船株式会社 艦船工場管理部)
青木 安輝
◆ 西川ゴム工業株式会社 環境安全部:
「小集団活動でいきいき職場づくりに挑戦」
(発表者:北村 恭子氏・保健師、片山 秀美氏・産業カウンセラー)

北村さんは何年も前からSFアカデミアのセミナーや大会に参加してくださっていましたが、転職をきっかけに"SF inside"活動をスタートさせることに挑戦しました。

もともと意欲旺盛な北村さんですが、新しい職場で片山さんという素晴らしいパートナーに恵まれたことが大きな後押しとなりました。
前の職場ではなかなかSF活動をするのが難しいと感じていた北村さんは、西川ゴムに転職して片山さんと出会ったときに「この人となら!」とピンと来たそうです。その頃の僕へのメールはその出会いを喜ぶ言葉が本当にうれしそうに踊っていたのが印象的でした。

組織の中では色々な風が吹いています。SF活動をしようとすると逆風が吹いてくることもありますよね。組織開発的な場面でのSF活用は、いかに「SF仲間」を見つけるかというのが重要になってきます。北村さんが「SFで何かやってみたい」と強く想い続けたことで、「SF仲間」を見つける感度が高くなっていたのでしょう。
このお二人のチームワークは一つの重要な注目ポイントでしょう。

発表内容は自部署を"SF inside"な小集団活動で活性化する試みとその結果です。もともと組織文化の中にSF的な要素が見られない、むしろ問題志向的な捉え方の方が強い製造業の職場で、正面きって SFの説明もしづらいところから始まって、だんだんと信頼を得ていくプロセスが見どころですね。周囲の反応をどのように受けとり、どんなところに気を遣いながら進めていったのか、ご注目ください。

活動の成果は、アンケートを数値化してしっかり説得力のある形にしておられますし、形にならない成果も色々と口頭で発表してくださるようです。何よりも転職してすぐにこのような活動を実現してしまった北村さんの熱い想いに触れてみてください。

★この分科会紹介ページ↓
https://www.j-sol.org/sf_inside_day_contents.php#nishikawa

◆ 三井E&S造船株式会社 艦船工場管理部:
「雰囲気の暗い職場を明るくするために行った、たった2つのこと」
(発表者:山下 稔貴氏)

「山ちゃんと8+1人の仲間たち」という職場チームの"SF inside"活動は、分社化前の旧三井造船株式会社時代の2013年に始まった「SFモデル職場」という施策が継続されてきた中での取り組みです。

ここでは「SFモデル職場」について紹介します。2012年に三井造船玉野事業所で試行的に実施した管理職向けのSF研修が大好評で、「こういうことは上から下まで巻き込んで一緒にやった方が良い」というアンケート結果が出たことで始まったコミュニケーション環境改善活動です。

数千人が働く工場の中からいくつか選抜された職場が約一年間SFを応用した職場活性化に取り組みます。出だしの研修は私(青木安輝)が講師をさせていただきますが、現在はフォローアップは担当者の方が実施しています。そして何よりも活動内容はチームの皆さんが自主的に決めて、実行し、調整し、継続していきます。

私がうれしい気持ちでびっくりしたのは、この「SFモデル職場」活動が昨年の会社全体の分社化というかなり大きな変革の中で色々揺れることもあったであろう中で継続しているという事実です。

2014年のJ-SOL7でSFモデル職場の成果を初めて発表して以来、この大きな工場の中で少しづつ「コミュニケーションを大切にしよう、SFで仲間を大切にしよう」という想いに共鳴する人たちが増えてきたのだろうと私は想像します。トップダウンで始まったことでもその実質的内容が現場の自主性に任され、しかもその成果がしっかり認められるという循環をつくることで、つくりものではない本物の組織文化になりつつあるのだと思います。ここまでの継続を可能にしてきた担当者の方の努力には本当に頭が下がります。

さて、「山ちゃん」こと山下さんの写真をウエブサイトで見てください。
素敵な笑顔ですよね。職場を明るくするために実行した2つのこととは何なのか、山下さんの元気な声をお聴きするのが楽しみです♪

★この分科会紹介ページ↓
https://www.j-sol.org/sf_inside_day_contents.php#mesk

SF inside Day by 青木 安輝
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2018年05月08日

"SF inside" Day 2018 分科会の見どころ紹介 Vol.1

"SF inside" Day 2018 分科会の見どころ紹介 Vol.1
(ZACROS横浜事業所・ZACROS名張&三重事業所)
藤沢 さつき
◆ 藤森工業株式会社(ZACROS)横浜事業所:
(発表者:桑本丈弘氏 他)

横浜事業所からは毎年「SF実践コース」にご参加頂いていますが、この事業所の数ある素晴らしいことの一つが、参加者の自発性を大切にしている事です。そして、歴代参加者が取り組んだテーマは各々が個人的に見つけた「やりたい事」でしたが、事業所の中でSFのバトンが上手く繋がって「進化」させている点にご注目!!

今年の発表は、昨年の全体会で発表をされた畑中さんからバトンを受け、後任の班長となった桑本さんが「進化」させた活用事例です。

桑本さんの取組の中で、私が特に驚きと尊敬の念を抱いた点は、普通なら経営者や管理職、あるいは教育部門のスタッフが考えて導入するような仕組みを、製造課の一班長である桑本さんが考案し、導入したという事。しかも、業務改善や人材育成に直結する切り口でSFが活かされる内容に組み上げた点です!

具体的には2つ。

一つ目は、どこの企業にもあるけれども活用は今一になりがちな「目標管理シート」。会社から降りてくる目標を達成するためのシートだったものを、目的(会社でのなりたい自分の姿)・目標・その為の思考と行動・達成基準と、個人の成長プロセスを大切にしながら、達成に向かうシートを考案しました。この中にSFの 要素が上手く組み込まれています。

二つ目は、そのシートを効果的に活用する為に考え出した「バディシステム」。多くの企業で導入しているメンター制度を、大きく進化させて創り出された仕組みで、その土台になっているのが、SFアカデミアの3つのクリードです。

「認め合う・学び合う・応援し合う」をバディ同士の会話や仕組みの中に入れ、お互いの成長に関わっていくことで、自分自身の成長は勿論、チームとしての成長も促進していける上に、会社の発展にも繋がる見事なシステムです。このバディ同志の会話や、メンターであるマネージャーとの会話は、SFコミュニケーションのシンプルな要素に沿って行われるようにガイドラインが設けられています。

「SFの理論はシンプルだけど、実践はアートね」と言ったインスー氏の言葉が、まさに裏付けされるような内容だと感動しました。

詳しい内容は、SFiD当日の分科会での発表を楽しみにしてください。

◆ 藤森工業株式会社(ZACROS)名張&三重事業所:
(発表者:岡村 冴氏、三浦康一氏、他)

名張事業所は"SF inside"組織の元祖であり、J-SOL2から毎年発表を継続されています。実践コースにも毎年ご参加頂いていますが、参加される方の取組テーマが、毎回違う視点や場面であるところに、SF活用の幅の広さを感じます。

今年は、技術課課長という管理職の視点と品質保証課の若手の視点という、全く違う角度の取組みが紹介されます。

これだけ長くSFを取り入れている事業所にも関わらず、お二人の取組は、SF用語を使わず、SFを感じさせないところがユニークです。
SFが入っていない組織や、SFのような取り組みに懐疑的な人がいる組織でも、このようなやり方をすれば抵抗感無く、SFのエッセンスを体感する事が出来ると思いました。

一見、コミュニケーションの活性化がテーマの様に思える事例ですが、業務効率UPという真の目的があり、実際に業務の中で変化が起きています。

品証課の岡村さんの取組は上述の通りSF用語は一切使っていないのに、その実践は、「SFの実践哲学の3つの要素」に沿っていると感じます。
これは実践をする過程において、岡村さん自身の気づきから起きた事です。

技術課課長の三浦さんは、業務として行っている技術報告会を活用し、本来の目的である業務(技術)の情報共有や活発な意見交換をテーマに、コミュニケーションの基本的スキルUPを意図した取組をしています。
その進行の中に、SFコミュニケーションの要素を自然に取り入れています。
技術課長としての「業務効率のUP」という明確な意図を感じる事例であり、三浦さんの緻密さが際立っている面白い活用と思います。

二人ともSFを実践している場面は違いますが、成果として部署内だけでなく、他部署との連携にも変化が起きている事が素晴らしいと感じました。

以上、藤沢よりSFiD 2018分科会の見どころ「ZACROS編」でした!

SF inside Day by 藤沢 さつき
posted by 株式会社ソリューションフォーカス at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | "SF inside" Day
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