2015年10月01日

第42号【1-A】 スペシャルレポート

世界で初めての“SF inside”企業訪問ツアー
2015年6月18日
青木安輝

ソリューションフォーカスが組織活性化に応用されている国々の中でも初の試みである「“SF inside”企業訪問ツアー」は、J-SOL8開催の2日前6月18日に実施されました。

“SF inside”を目指している組織の現場を見学したいという希望は以前から何人もの人が表明していましたが、今回は「SFアーティストクラブ」の新年会でメンバー同士が何か面白いことやりたいねとワイワイ話す中で決まったものです。J-SOLの時に来日する海外ソリューショニストを、観光だけではなく“SF inside”企業に案内してあげたら面白いのではないかというアイデアに、ザクロス(藤森工業株式会社)横浜事業所所長の志田正士さんとサイゼリヤ組織開発室の勝川さんが賛同してくださって実現しました。

一般参加者も募集して、国際色豊かな一団がザクロス横浜事業所を朝から訪問し、工場見学の後に会議室で交流会をしました。ザクロス、サイゼリヤそしてHi5(スウエーデン)の三社から“SF inside”活動についてのプレゼンテーションがあり、意見交換の時間が持たれました。午後はサイゼリヤ横浜ビジネスパーク店に移動し、イタリア系スイス人のマルコ・ロンザーニさんが絶賛した美味しいイタリア料理とワインをいただきながら懇親会パーティーを楽しみました。

ザクロス横浜事業所玄関ロビーにて
ザクロス横浜事業所玄関ロビーにて

交流会では、各社プレゼンテーションに先だってスイスのジュリア・カレンバーグさんからザクロスの皆さんへ感謝の気持ちを伝えるスピーチがありました。ジュリアさんは、私が2011年にSOL国際大会でザクロスの“SF inside”事例を紹介したのを聞いて、深く感銘を受けたそうです。そして、その後そこから得たアイデアをご自身のコンサルティングに応用して、クライアントさんからとても喜ばれたので、いつかザクロスの皆さんにお礼を言いたいと思っていたのが今日実現して本当にうれしいと語ってくれました。ザクロスの皆さんがたてた小さな波がスイスまで届き、そのおかげで今日自分がここにいるということに感動しているという言葉が、そこにいた全ての人の心に届いているのがよくわかりました。

青木、ジュリアさん、本間さん スピーチをするジュリアさん
私(青木)、ジュリアさん、本間さん スピーチをするジュリアさん

ザクロスにおける“SF inside”の取組についてのプレゼンテーションがあり、最後に名張・三重事業所でSF活動を牽引してきた本間俊介氏からのまとめのレクチャーがありました。私が感銘を受けたのは、本間さんのレクチャーの中の「経営層の心得」でした。「結果は急がないが、行動はアクティブに」「できている事実を見つけて、伝える努力をする」「ボトムアップしてきた提案は実現する努力をする姿勢を示す」「黙って聞いて承認する姿勢を示す」など、部下が意欲的に頑張ることができるようSF的にサポートする役割をしっかり果たしながらも、「時には多少のソリューションフォーストもあり」と、上司としてここは譲れないというところはしっかり締めているそうです。そして、本間さん独自の表現ですが「SF種まき人を探してほのめかす」というのが面白いと思いました。「SF実践コース」とJ-SOLに毎年部下を送りだしてくれていますが、これまでに参加してくれた皆さんを想い浮かべると「SF種まき人」だったんだなあと感慨深いものがありました。そして、多くの人が深く頷いていたのが次のコメントでした。

「SF活動を始めると楽しくお祭り騒ぎのように盛り上がるけど、それが静まったからといってまた何かイベントをやろうと無理をする必要はない。地道な活動を継続することが重要。自分たちは何もやっていないように思っても周りが感じてくれる。SFはもともと地道なもの。それがSFインサイド。」

そして毎日3〜5分使って続けている「SF朝礼」の効果等についてお話ししてくださって、小さなことを続けることの重要性について皆が納得したようでした。

経営層の心得について語る本間さん プレゼンテーションに聞き入る欧州ソリューショニストたち
経営層の心得について語る本間さん プレゼンテーションに聞き入る
欧州ソリューショニストたち
一般参加者とサイゼリヤの皆さん 質問するニクラスさん
一般参加者とサイゼリヤの皆さん 質問するニクラスさん

休憩の際には、とらやの水羊羹がふるまわれましたが、この容器はこの工場で作っているものだそうです。工場見学の際も、シャンプーなどよく目にする日用品の容器がここで作られていると知り、名前こそ前面に出されていないものの、ザクロス製品は案外身近にあるものだとわかり一同感激でした。

ミズヨウカン、オイシイデスネ 国際交流
ミズヨウカン、オイシイデスネ! 国際交流!

さて、後半はスウエーデンのニクラス・タイガー氏が経営するIT企業Hi5(ハイファイブ)が“SF inside”に取り組むことでいかに発展してきたかを語るプレゼンテーションから始まりました。SFを取り入れてから3年間で売上が2.7倍となったということがまずすごいですが、社員面談をSF式にしたことで、社員の自発性&創造性が高まり、喜んで仕事に打ち込んでいるという様子が巷に噂として流れて、採用面談に来た若者が「こちらの会社ではSFというマネジメント方式を採用されて社員がハッピーだと聞きました」と言ったというのが素晴らしいと思いました!

続いて、サイゼリヤの小路口さんと勝川さんによる「コンプる」活動についてのプレゼンテーションと、ジュニアスタッフ(店舗で働くスタッフ)の皆さんへのグループインタビューがありました。この中で多くの人が感銘を受けたのが、利益よりも人のためになることをするという経営方針でした。それがただ標語として飾られているだけなら、どこにでもありそうな言葉なのですが、ジュニアスタッフの皆さんへのインタビューで、3人の女性たちが本当にそれを体現している様子が伝わってきて、そういう経営方針に魂がこもっているからこそ、ソリューションフォーカスが活かされる土壌があったのだと感得できました。思わず涙腺がゆるむような心の琴線に触れる発言もあり、大変感動的なグループインタビューでした。

タイガー氏のプレゼンテーション サイゼリヤの勝川さんと小路口さん
タイガー氏のプレゼンテーション サイゼリヤ 勝川さん&小路口さん
ジュニアスタッフへのインタビュー 回答するジュニアスタッフの皆さん
ジュニアスタッフへのインタビュー 回答するジュニアスタッフの皆さん

午後はサイゼリヤの店舗に移動して、楽しい懇親会パーティー♪ここでの一つのハイライトは、マルコさんの即興イタリア語スピーチでした。食事を始めてからしばらくして、マルコさんがおもむろに立ち上がって、何をするのかなあと思ったらやおらイタリア語で何かを話し始めたのですが、通訳されなくてもそれが提供された飲み物食べ物を賞賛している内容だとわかりました。ある食材などはイタリアでもなかなか手に入らないものだそうで、それが日本でしかも「この値段で!」提供されていることに心の底から驚いたそうです。

ドイツから来たライナーさんはちょうどこの日が還暦の誕生日ということで、赤いちゃんちゃんこをプレゼントしたら、とってもうれしそうに着てくれました。ジュリアさんからは毎日良かったことを書くための手作りのオリジナルノートが何人かのキーマンにプレゼントされたり、ソリューショニストたちが幸せに過ごすパーティータイムはあっという間に過ぎていきました。海外ソリューショニストたちは終了後にバスに乗って幕張まで移動したのですが、誰一人居眠りすることなく、SFインサイドツアーについて語りっぱなしでした。

かんぱーい イエーイ
かんぱーい! イエーイ!
ジュリアさんからのプレゼント ライナーさんの還暦祝い
ジュリアさんからのプレゼント ライナーさんの還暦祝い

後日、このツアーを振り返って、ホスト側の皆さんのコメントをいただきましたので、いくつか紹介させていただきます。

志田正士さん(藤森工業 横浜事業所長):

「実はあの日ちょうど課長クラスが正門に並んで挨拶をする日だったので、ツアーの皆さんを出迎えるのにちょうどよかったです(笑)。廊下で社員がちゃんと挨拶をしているの が好印象だったというのを聞いて良かったです。

海外の方がJ-SOLではコンサルタントやコーチよりも現場の人間の発表が多いのが素晴らしいと言っているそうですが、現場の小集団が活動して結果を発表していくというのは日本的なのかもしれませんね。昔から割とそういう単位での発表はよくある。でもサイゼリヤさんのようにジュニアスタッフが発表する、というのはウチも見習いたいです。

今回、普段と違うことをやってとってもプラスになりました。ぜひまたやりたいです!」

福田総一郎さん(藤森工業 横浜事業所総務課):

「工場のリフレッシュルームに改善事例を置いてみんなが見えるようにしたのは私のアイデアだったのですが、それを皆さんが『いいね!』と言ってくれ、その前で記念写真を 撮ったりするのを見て、自分にとって大きな自信となりました。やはり外部の方に認めてもらうというのは新鮮ですね。

また、サイゼリヤのジュニアスタッフの方たちの活き活きとした発表、そして店長からのメッセージに涙していたことがいいな〜と思いました。

今回のことは社内報に載せるので、全社員・OBに伝わります。特に海外ゲストのことを強調してグローバルな点を打ち出したいと思います。」

勝川佐江子さん(サイゼリヤ組織開発室):

「百聞は一見に如かずの通り!志田さんとは実践コースが一緒で話には聞いていましたけど、その現場をこの目で見て体験できたのは大きかったです。ジュニアスタッフにとっても、社外の人と接して、同じことが違う言葉で表現されるのを聞くことで勉強になったと思います。

自分について言うと、このツアーやJ-SOL8を通じて感じたのは、肝が据わったってことですね。いろんなことがあるけど同じことをずっとやっていこう。今では実践する仲間がだんだん増えているしって思えます。

来週マネージャーのミーティングがあるので、ツアーやJ-SOL8のことだけでなくイタリア人のマルコがこんなにほめてくれたこと、ジュニアスタッフの様子も伝えたいです。」

小路口寛さん(サイゼリヤ組織開発室):

「ザクロス横浜事業所に入って廊下ですれ違う社員の方が挨拶をしてくださるのが、とても気持ち良かったです。サイゼリヤにも通じますね。

サイゼリヤで皆さんが美味しそうに食べて喜んでくださるのを見て、この仕事やってて良かったという気持ちをあらためて感じました。

知ることから体感できる、この違いは大きいので、今後の研修に活かしていきたいです。」

西哲雄さん(サイゼリヤ組織開発室):

「ザクロスさんの取り組みは前から聞いてましたけど、現場に行き製品の工程を話される皆さんの様子から、それをとても大切にしているのを感じました。それはこれまでSF活用事例だけを聞いているときにはあまり感じられなかったことなので感激でしたね。

働く皆さんの顔を見て親近感を感じたし、こっちも負けないように頑張ろうという気持ちが湧きました。仕事ではクレームを聞くことも多いですが、今回は直接ほめてもらって誇らしかったです。」

これらの感想を聞いていて思ったのですが、例えば挨拶のような日常のことって、自分のところのことは新鮮に感じないけど、他社に行くと新鮮にそのありがたみを感じるのではないでしょうか。それから人が自分の仕事を大事にしている姿を見ること、また見られること自体がパワフルな体験になるようです。特別なことじゃなくて、当たり前だと思っている毎日の普通のことの中に意味や喜びを見つけていくというのは、まさにSFマインドを持った人同士のコミュニケーションによって増幅されることだと思います。

今回の貴重な場を提供してくださったザクロスの皆さん、そして家で食べるような感覚で美味しいランチを提供してくださったサイゼリヤの皆さん、本当にありがとうございました!

<素敵な後日談>ZACROSと三井造船のSF交流会

上記のコメントをいただいたスカイプセッションで、次に「SFインサイドツアー」をするとしたらどこの会社を訪問してみたいですかと聞いてみました。すると三井造船の名前をあげる方が多かったです。大きな船をつくるところ、進水式などを見たら感動だろうなあと皆さんが口々におっしゃいました。昨年今年と大人数でJ-SOLに参加してくれた三井造船の現場の皆さんのインパクトが結構大きかったのだと思います。僕はそれもいいなあ、でも岡山まで行くとなると難しいなあと考えるだけで、その時は終わってしまいました。

ところが何とすごいニュースが入ってきました。ザクロスの皆さんが三井造船の皆さんと連絡を取り合って、9月28日の月曜日に進水式を見学がてらSF交流会を実施してしまったそうです!何という行動力。J-SOLを通じて始まった交流が、こういう形で発展していくというのは本当にうれしいです!

あまりにもうれしいので、双方の皆さんに許可を得て、記念写真を掲載させていただきます。

ZACROSと三井造船のSF交流会

受け入れ側の錦織みささん(三井造船安全衛生課)にコメントをいただきました。

「進水式・工場見学では、皆さん製品の大きさに驚かれていました。広い工場なのにきちんと安全に対する取り組みがされていることに、たくさんのOKメッセージをいただきました。
また、三重・名張・横浜事業所での取り組みを聞く皆さんの顔は、真剣そのものでした。
交流会終了後から、翌日もたくさんのメールをいただき多くの方が色々な気づきや再発見があったのだと感じました。
次回はぜひ、ZACROSで交流会をとご連絡をいただきました!」

素晴らしいですね!こんな現場のSF交流がどんどん増えるといいなと思います!

J-SOL by青木安輝
posted by 株式会社ソリューションフォーカス at 18:21| Comment(0) | TrackBack(0) | J-SOL

第42号【1-B】 J-SOL8 記録DVD販売開始!

J-SOL8 記録DVD販売開始!

長らくお待たせいたしました。6月に開催された第8回日本ソリューションフォーカス活用事例共有大会(J-SOL8)の記録DVDの販売を開始いたします。

プレセミナー、J-SOLトーク、分科会など全14タイトルです。プレゼンターの都合等により全てのプログラムがDVD化されたわけではありませんが、ほとんどがカバーされています。

プレセミナー、本大会とも「全セット」はお安くなっていますのでお得です。家庭用ビデオカメラで撮影したもので、画質、音質ともにプロフェッショナルレベルとは言えませんが、発表された内容を聞いて何かを学ぼうとするには十分なレベルであると判断しております。

J-SOL8に参加された方は、復習用に、あるいは選択しなかった分科会の内容を知るために活用できますし、大会そのものに参加できなかった方は、J-SOL8がどのような雰囲気の中で開催されているのかを感じていただくことができます。

下記ページで内容を確認して、専用フォームからお申込みください。
http://www.solutionfocus.jp/jsol8_dvd.html

プログラムがどのようなものであったかをお知りになりたい方は、下記ページをご覧ください。
http://www.j-sol.org/contents.php

J-SOL by青木安輝
posted by 株式会社ソリューションフォーカス at 18:13| Comment(0) | TrackBack(0) | J-SOL

第42号【2】 「SFコーチングWS第二回」レポート

SFアカデミア SFアカデミアは「SFコミュニケーション」に関する
学習と実践を促す学び合いの場です。
「SFコーチングWS第二回」レポート

今回のご参加者は15名でしたが、ソリューションフォーカスのセミナー等には初めて参加された方から実践コースの修了生まで、ソリューションフォーカス実践に於いては幅広い方々でした。SFベーシックコースが未受講の方が半分に以上で、SFコーチングの元であるOSKARモデルも初めて体験する方も数人いらっしゃいました。
SF初体験の方からの質問にSF実践の多い方が、答えてくださる場面も多くありました。又、ソリューションフォーカス実践が多い方にとっても、初参加の方の質問は、更にソリューションフォーカスを深めていく上でも貴重な時間だったように感じました。
この様に、経験値に幅がある参加者が一緒に“学び合える”という部分が、SFの面白さであり奥深さであり、「理論はシンプルだけど実践はアート」という事を、あらためて思いました。

プロコーチ渡辺照子さん OSKARモデルのワーク
■SFコーチングWS第二回目プログラム■
【第一部】OSKARモデルの復習
【第二部】OSKARモデルの応用
【第三部】SF質問を考える
【第一部】OSKARモデルの復習:OSKARの型にはまってみる
  1. OSKARモデルの基本パターンの確認
  2. OSKARセッション1:二人一組(3分/一人)
  3. OSKARセッション2:パートナーを変え、立ち話でのセッション(3分)
この第一部では、OSKARモデルが日常生活のちょっとした場面でも気軽に使える、初めてSFに触れた人でも、すぐに使ってみる事が出来る体験して頂きました。
OSKARセッション 立ち話でのセッション
〜〜質疑応答〜〜
  • スケーリングで「0」と言われた時はどうしたらいいか?
    ⇒「そこの状態で留まっていられるのは何があるから?」と問いかけてみる
  • 「一歩進める為には?」と質問した時に「10を考えてしまう」と言われたら?
    ⇒本人が、そうしたいならそれでOK。本人に聞いてみてください。
【第二部】OSKARモデルの応用:スケーリングの「10」の状態を丁寧に聞く
  1. 渡辺講師によるライブコーチング
  2. コーチングセッション(15分/一人)
第二部では、スケーリングを聞いた後に「10」になった時の状態を具体的に描いてもらうという応用バージョンで行いました。そうする事で、渡辺講師の言葉を使うと「豊か」になって、「次の一歩を進める」為のアイデアも出てきやすいようでした。
渡辺講師によるライブコーチング コーチングセッションのワーク
〜〜質疑応答〜〜
  • Know-howで「他には?」を聞いていくと、1ポイントではなく2ポイントや3ポイントあげるための答えが出てきてしまうのでは?その時はどうしたらいいか?
    ⇒本人から先の事が出てきたならば、それはそれでOKだが、最後には一つだけ、アクションを決めてもらう事が大切。SFではスモールステップを踏む事がキーポイントだと思います。
  • 時間的にはどれ位考えておけばよいか?基本のOSKARはどれ位の時間?
    ⇒今回のワークは15分で。基本は10分。研修では基本バージョンでは2分〜3分で終わってしまうが、組織の中では10分位。でも、どっしり座って話しこむというのではないです。
  • デモコーチングの時に、最初はゴールをボワンとした感じで聞いていた感じがしたが?
    ⇒スケーリングに出来る内容が何かを見つけながら質問していました。
    難しく考えずに興味を持って聞いて、ワクワクしてくる事が大切。
    「どうなりたいか」「何を目指しているか」を沢山聞くと、何をしたらよいかの行動が、結果的に出てきやすい。
    最初にクライアントが言葉にした「目指したいこと」を聞いて、大きいと思ったので、色々と質問をしました。
    「本人が出来る事」が何かになっていく話が大切。
【第三部】SF質問を考える
  1. グループワーク1:「SFの7つの基本要素」の絵に添ってSFを説明
  2. グループワーク2:SF質問を考える(グループ毎に分担)
〜〜グループ毎に考えたSF質問〜〜
《OKメッセージ》
  • なんでそれをやろうと思うのですか?
  • そうなることは、あなたにとって、どんな意味(価値)がありますか?
  • あなたが心がけていることは?
  • 諦めずに、続けているのは何故ですか?
《プラットフォーム》
  • 何を達成しようと考えていますか?
  • どうしてそれをしようと思いますか?
  • どのようになりたいですか?
  • 気分の良くなる状態とは?
《フューチャーパーフェクト》
  • それが実現したら、あなたはどんな気持ちですか?
  • そうなったら、あなたが見える景色はどんなですか?
  • それが達成出来たら、何が手に入りますか?
《ソリューションリソース》
  • ここまでで、出来ていることがはありますか?
  • 工夫して良かったことは何ですか?
  • 上手くいった時はどんな時?
  • 解決にむけて役立つ事は何かありますか?
  • いいじゃん、いいじゃないですか
SF質問を考える SF質問を考える

非常に濃い4時間のワークショップとなりました。知識やスキルを学ぶというよりも、体験や参加者同士の関わりの中から、気づきや発見を重ねて頂けたように思います。

■ご参加者から頂いた感想より■
  • OKメッセージの質問の中に、私がOKメッセージだと考えていなかった質問がありました。承認や感謝や受け取りの言葉に加えて、これらのOKメッセージの質問をして、話す相手との距離を縮めて、プラットフォームに立てるように、サポートしていければと思っています。
  • 新たな気づきや改めて深く確認できたことなどあり、様々な学びを得ることができました。特に強く感じたのは「応援」するコミュニケーションだということです。
  • 仕事とつながる良い問題意識が湧いてきました。
    日常使いのできる自分なりのシンプルな言葉を探しておこうと思いました。会社の会議で、家庭で娘に・家内に、仕事仲間の友人達と・・・
  • SFの知識があまりない方とのセッションは、新鮮で新たな視点に気がつくことができ、おもしろかったです。
  • OSKARモデルを自分らしく使っていきたいと考えました。
  • 日常会話の中で,何か困っていたり問題だと感じていることが話題になったときに,OSKARというシンプルな手順で,気持ちを解決に向けて前向きに取り組めるようにするために役立ちそうです。
  • この研修会は自分にとっても大きな糧になっているように思っています。

「渡辺照子プロコーチによるSFコーチングWS三回シリーズ」も、次回はラスト回となります。次回のプログラムに関しては、号外NEWSにてご案内させて頂きます。

《SFコーチングWS第三回目》
日時:2015年11月29日(日)13:00〜17:00
場所:ちよだプラットフォーム
定員:18名
参加費:一般 10000円  SFアーティストクラブ会員 8000円
*「J-SOL8参加クーポン」を未使用の方は、ご利用になれます*
申込み:http://sf-academia.jp/program/coaching.php
SFアカデミア by 藤沢さつき
posted by 株式会社ソリューションフォーカス at 18:11| Comment(0) | TrackBack(0) | SFアカデミア便り

第42号【3】 私とソリューションフォーカス「マネジメントに悩んでいるあなたへ」

私とソリューションフォーカス No.24

「マネジメントに悩んでいるあなたへ」星野 浩一

私がソリューションフォーカスと出会ったのは、今から4年ほど前になります。

当時の私は、部下と上手にコミュニケーションが取れずに悩んでいました。その結果、部下に仕事を任せることができず、私の仕事は増えていき、家に仕事を持ち帰り夜中まで仕事をしている生活になっていました。そんな時に私の妻が、「これを読んでみたら。きっと参考になると思うよ。」と1冊の本を差し出しました。その本こそ、青木先生の『解決志向の実践マネジメント』だったのです。

この本には、「何で」、「何で」と原因を追求する方法ではなく、「どうしたら出来るかな」、「どんなことが出来るかな」と解決に目を向ける、私が全く知らないマネジメントのやり方が書いてありました。現状を変えたいと切に願っていた私は、「これだ!!」と、直感的に感じました。その後、すぐにSF基礎コースを受講し、実際に職場に取り入れていきました。

私がソリューションフォーカスを好きな理由は、とてもシンプルで、すぐに取り入れられることです。例えば、ソリューションフォーカスでは、相手を認める手法である「OKメッセージ」があります。これを私が職場でどのように取り入れているかというと、例えば、先日このようなことがありました。

部下と半期の評価面談をしていた時のことです。私は、この部下のAさんは、実力がありますし、もっと多くのことにチャレンジしてもらいたいと思っていました。なので、必然的に私がAさんに話す内容は、Aさんにとって厳しい内容になりました。

それでもAさんが前向きに話を聞いてくれたのは、「Aさんはとっても仕事が出来るから、今以上に頑張って欲しいと思ってる。だから、少し厳しい内容になるよ。」と、話す前にOKメッセージを一言入れたことでした。この一言を入れることで、Aさんは「私に認められている、期待されている」ということがわかり、厳しい内容の話も前向きに聞いてくれたのです。

もし、「部下とコミュニケーションが上手に取れない」、「部下をどのようにマネジメントしたら良いのかわからない」と感じたなら、ソリューションフォーカスはとてもお勧めです。駄目マネージャーであった私でも、今では家に持ち帰る仕事は0になりました。きっとあなたがソリューションフォーカスを使えば、もっと素晴らしい成果を生み出せると思いますよ!!

【星野 浩一(ほしの こういち)さんの自己紹介】
流通業界で現場一筋16年。現在では2店舗兼任マネージャーとして活躍中。「紙一枚かんたん思考整理術」×「ソリューションフォーカス」の技法を使った「交換日記日報」・「月一回・紙一枚・個人面談」などの独自のメソッドを使い「上司が居なくても活性化する組織つくり」を目指す。
OK眼鏡
posted by 株式会社ソリューションフォーカス at 18:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 私とソリューションフォーカス
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