2018年06月11日

"SF inside" Day 2018分科会の見どころ紹介 Vol.5と大会テーマの意味

"SF inside" Day 2018 分科会の見どころ紹介 Vol.5と大会テーマの意味
青木 安輝

こんにちは。ソリューションフォーカスの青木安輝です。

"SF inside" Day 2018開催まで2週間足らずとなりました。今号のニュースでは、大会テーマの意味あいと、それに沿った内容で2日目に事例提供をしてくださる山本さん(ゆい社会保険労務士事務所)と長野さん(株式会社OSK)の発表内容についてお知らせします。

"SF inside" Day 2018大会テーマ:「SFという生き方」

過去13年間に様々なSFプログラムを提供してきましたが、それを受講した後で様々な成果をあげたという皆さんのお話を詳しく聴いてみると、どうもセミナー受講以前から既に人生経験の中でSFの境地にたどり着いていたとお見受けする方が沢山いらっしゃいました。「私が自分なりに考えてやってきたことを、よく体系的にまとめてくださいましたね」と感謝されることも何回もありました。

「機械の使い方」のようなノウハウであれば、教わる前から知っていたということはあり得ませんが、人の生き方や人間関係に関する知恵は、人生の中で様々な体験をして、そこから学ぼうとする姿勢があれば、セミナー等で教わる以前に“知っている”ということが大いにあります。

SF実践で素晴らしい成果を創り出す人の中に、「青木さんの本に書いてあることをそのままやっただけですよ」といとも簡単に言う方が時々いらっしゃいます。前は「照れるなあ。オレってそんないい本書いたかなあ」とベクトルを自分に向けた反応をしていました(笑)。しかしよく考えてみると、そのくらいSFを違和感なく自然に実行に移すことができるのは、その人が既にSF感覚をもっていた証拠だとやっとわかってきました。そして、そんな方ほどSF実践の細部をスマートに工夫されることにいつも驚かされます。

既に“知っていた”ならセミナーなど必要ないではないか!?

そんなことはありません。人間は様々な側面をもっていますし、人生経験も色々です。もともとSF要素を沢山もっている人も、それ以外の様々なクセや思考パターンを同時に持っているので、必要な時にいつも適切にSFスイッチを入れているとは限りません。ある条件が揃う時だけ無意識の内にSFをしている場合もあります。ですから、セミナーや本を通じて“教えられるSF”は、自分の中に既にあるSFと共鳴し、意識的に活用できるようになるためのテンプレートとして機能するのです。
そして意識的にSF実践を重ねるほど、活用法が洗練されてきます。

「SFという生き方」というのは、教科書的なテンプレートをどれだけ忠実になぞることができているかの話ではなく、どれだけ自分の中のSFを呼び起こしているかに意識を向けていただくためのフレーズです。

ここで、皆さんに見ていただきたい資料があります。

現在「SFコミュニケーションのフレームワーク〜前向きな対話の構造モデル〜」として、セミナーの中で提示しているとらえ方は、SF実践者へのアンケート調査結果をもとにしてつくられました。アンケートの質問とその回答がとても興味深く、教科書的な回答というよりは、SF実践者がもともと持っていたSF要素が「生き方」の中で現れてきたとも言える内容が多いです。これをご覧になると、もしかしたら「自分のSFという生き方」が見えるきっかけとなるかもしれません。

こちら(https://www.j-sol.org/2018theme.pdf)をクリックしていただくと、「事前考察 参考資料」として提示してあります。"SF inside" Dayに参加される方は、事前に目を通すことを是非おすすめします。参加しない方も、自分の生き方の中のSFを発見するかもしれませんよ♪

「『SFと自分の生き方』
〜マイクロステップから始まる、人生のグッド・ウェーブ〜」

(発表者:山本勝之氏・長野豊佳氏 )

スモールよりもさらに小さいマイクロレベルのステップ。小さいからこそ日常の様々な場面で活用できる。小さいけれども、積み重ねていくことで予想した以上の大きなことにつながっていく。

「SF実践コース」第九期生のお二人が開示してくださるそんな等身大で身近なSF体験は、きっと聴く人々の人生で経験してきた様々なマイクロレベルでの「SFという生き方」を思い起こさせてくれるはずです。

★この分科会紹介ページ↓
https://www.j-sol.org/sf_inside_day_contents.php#yamamoto-nagano

"SF inside" Day 2018は6月21日まで参加申込受付いたします。
「SFという生き方」というテーマを媒介に「認め合い、学び合い、応援し合う」1日半を皆様とご一緒するのを楽しみにしています♪

お知らせ
SF inside Day by 青木 安輝
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2018年05月17日

"SF inside" Day 2018分科会の見どころ紹介 Vol.4

"SF inside" Day 2018 分科会の見どころ紹介 Vol.4
青木 安輝
◆ 横浜南共済病院+株式会社ハートセラピー:
「解決志向による職場活性化活動で看護師の底力を見た!」
(発表者:柳原里枝子氏、久保 恭兵氏、末永 八千代氏 )

この事例共有者の柳原さんは、ご自身が看護師としてガン患者さんに関わった体験などを通じて、「多くの人が自分の価値観の元、幸せに後悔なく人生を送ることが出来たらいいな」という想いを抱くようになったそうです。その想いを実現するために起業し、その事業の一環として、SF活用で人がよりいきいきと仕事ができる職場環境を整えるサービスを提供されています。

横浜南共済病院看護部から依頼されたプログラムは、5カ月の間に3時間セミナーを4回実施するというもので、時間としては決して十分に長いとは言えない研修です。そして受講者は固定された18名のみ。あなたが講師だとして、その条件で300人の看護部を活性化してくれと言われたら・・・と想像してみてください。これは、Mission impossible? Or possible?

結果はPossibleだったようです!ある日、研修に参加していない看護師長さんが柳原さんのところに来て、とてもうれしそうに職場での変化を伝えてくれたそうです。新人の看護師さんが「こういう先輩がいるところで働きたい!」と言ったという言葉が特に耳に残ったとのこと。

そして、"SF inside" Day にも何名かの看護師さんが参加することとなり、職場活性化をさらに前進させたいという気運の高まりがあるようです。一体何がそのような変化を起こさせたのでしょうか?
それはぜひ分科会の中で詳しくお聴きください。

★この分科会紹介ページ↓
https://www.j-sol.org/sf_inside_day_contents.php

◆ 三井E&S造船株式会社 艦船営業部:
「“営業部内におけるグループ間同士のコミュニケーション向上大作戦”
『会社または組合主催の会社イベントへの
チーム全体での積極的な参加!』」

(発表者:赤堀 則文氏 )

運動会や各種スポーツ大会、はたまた団体旅行など、一昔前の会社では当たり前だった社内行事が最近はなかなか盛り上がらないので、中止になったという話をよく聞くことがあります。社会全体でも個人の嗜好が優先され、「とにかく皆で一緒に同じものを」ということが随分減少してきた昨今です。

そんな時代ですが、赤堀さんが発表してくださる内容は、会社の仲間が仕事とは直接関係ないお楽しみイベントで快適に交流を深め、それによってコミュニケーションが深まっていったという内容です。

実は、発表者の赤堀さんが、ウェブサイト上の分科会紹介文原稿を送ってくださった時に、写真が沢山添付されていました。どれも多くの人々が楽しく社内イベントに参加している様子を写したスナップショットでした。
残念ながらサイト上ではそれらを紹介できていないのですが、素晴らしい笑顔が沢山写っていました。これがSF活動の成果だとしたら、見事なお手本だなあと思いました。分科会の中ではきっと多くの写真が紹介されることでしょう。

そういうイベントへの参加を促すという方針も、「うまくいったことはもっとやる」というSF原則に則って、過去の成功体験を振り返ったり今あるリソースは何かと確認しようという話し合いを通じて、できあがり ました。そして、なんと全員が参加するところまでこぎつけたのです。

コミュニティー崩壊や居場所の喪失などが増えてきた現代社会と言われていますが、赤堀さんの周辺ではむしろその逆のことが起こっているようです。
人生で一番長い時間を過ごすところが職場である人が多いわけですが、そこで一緒に過ごす人たちとの交流が気持ちよく深められていった秘訣は何なんでしょう。ぜひ赤堀さんのお話を聴いてみてください。

★この分科会紹介ページ↓
https://www.j-sol.org/sf_inside_day_contents.php#mese

SF inside Day by 青木 安輝
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2018年05月13日

"SF inside" Day 2018分科会の見どころ紹介 Vol.3

"SF inside" Day 2018 分科会の見どころ紹介 Vol.3
渡辺 照子
◆ 藤吉工業株式会社:
「FS10饗宴!!『SFを意識させない』活動 "『どっぷりSF』メンター制度」
(発表者:櫻井 逸昌氏 、門田 貫氏、坂元 崇大氏、稲荷 真也氏、飯田 奈央氏 )

藤吉工業は、6年前から今までに10名の「SF実践コース」修了者を輩出しています。発表テーマの「FS10」とは、実践コースを修了した“藤吉工業のソリューショニスト10人”という意味です。

発表には、3本の柱があり、「SFを前面に押し出さずに、むしろ意識させない活動」2本と、「ソリューショ二ストたちによるSF面談を活動の中心として、“どっぷりSFに浸かった”メンター制度の推進活動」1本です。

1本目の柱は、坂元氏がおこなった、「事務所へ1時間早く戻り、自宅にも早く帰る」ための業務効率改善の実践です。坂元氏は、「缶コーヒー」と「ヒアリング」と「アンケート」を駆使した取り組みを半年間続け、業務改善が進んだ上に、部員が1時間早く事務所に戻り、帰宅も早められるようになりました。上司からは「SFやった感じに見えないけど何か変わったよね」と言われたそうです。そこには、坂元氏の“やらされ感では継続しない”という信念があり、SFを前面に出さずに部下とのコミュニケーションが自然に深まるようにする配慮がありました。

2本目の柱は、稲荷氏が行ったアンケートツール使用のユニークな実践「Big Smile〜明るく笑顔の部署にする〜」です。「工事課は現場常駐が多く毎日全員が事務所に集まれないが、何とかしてSF実践をする手立てはないかなぁ?」と考えた結果思いついたのが、アンケートツールの活用。直接顔を合わせる機会が少ない中でも、アンケートの質問、回答、それに対するコメントの返却というやり取りを繰り返す中で、SF要素を活かして、Big Smileな職場に向けてチーム内のコミュニケーションを深めていきました。
その結果、若手の仕事意識が変わり、相談されることが多くなり、チームプレーが増え、事務所内の会話も増えていきました。

3本目の柱は、櫻井氏、門田氏、飯田氏を中心に、社内ソリューショ二ストたちがメンターになり、若手社員30名ほどのメンティーにSF面談を実践した取り組みです。このメンター制度の導入により、若手たちが活き活きしてきています。メンティー達の声は「認めてもらえることが何より嬉しい。」「別の部署のメンターとの会話で視野が広がる。」「メンターたちと飲み会をやりたい気持ちだ。」などポジティブです。
ソリューショ二ストたちの何が、若手の躍動感を引き出したのかどうぞご注目ください!

以上渡辺でした。

★この分科会紹介ページ↓
https://www.j-sol.org/sf_inside_day_contents.php#fujiyoshi

SF inside Day by 渡辺 照子
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2018年05月11日

"SF inside" Day 2018分科会の見どころ紹介 Vol.2

"SF inside" Day 2018 分科会の見どころ紹介 Vol.2
(西川ゴム工業株式会社 環境安全部・三井E&S 造船株式会社 艦船工場管理部)
青木 安輝
◆ 西川ゴム工業株式会社 環境安全部:
「小集団活動でいきいき職場づくりに挑戦」
(発表者:北村 恭子氏・保健師、片山 秀美氏・産業カウンセラー)

北村さんは何年も前からSFアカデミアのセミナーや大会に参加してくださっていましたが、転職をきっかけに"SF inside"活動をスタートさせることに挑戦しました。

もともと意欲旺盛な北村さんですが、新しい職場で片山さんという素晴らしいパートナーに恵まれたことが大きな後押しとなりました。
前の職場ではなかなかSF活動をするのが難しいと感じていた北村さんは、西川ゴムに転職して片山さんと出会ったときに「この人となら!」とピンと来たそうです。その頃の僕へのメールはその出会いを喜ぶ言葉が本当にうれしそうに踊っていたのが印象的でした。

組織の中では色々な風が吹いています。SF活動をしようとすると逆風が吹いてくることもありますよね。組織開発的な場面でのSF活用は、いかに「SF仲間」を見つけるかというのが重要になってきます。北村さんが「SFで何かやってみたい」と強く想い続けたことで、「SF仲間」を見つける感度が高くなっていたのでしょう。
このお二人のチームワークは一つの重要な注目ポイントでしょう。

発表内容は自部署を"SF inside"な小集団活動で活性化する試みとその結果です。もともと組織文化の中にSF的な要素が見られない、むしろ問題志向的な捉え方の方が強い製造業の職場で、正面きって SFの説明もしづらいところから始まって、だんだんと信頼を得ていくプロセスが見どころですね。周囲の反応をどのように受けとり、どんなところに気を遣いながら進めていったのか、ご注目ください。

活動の成果は、アンケートを数値化してしっかり説得力のある形にしておられますし、形にならない成果も色々と口頭で発表してくださるようです。何よりも転職してすぐにこのような活動を実現してしまった北村さんの熱い想いに触れてみてください。

★この分科会紹介ページ↓
https://www.j-sol.org/sf_inside_day_contents.php#nishikawa

◆ 三井E&S造船株式会社 艦船工場管理部:
「雰囲気の暗い職場を明るくするために行った、たった2つのこと」
(発表者:山下 稔貴氏)

「山ちゃんと8+1人の仲間たち」という職場チームの"SF inside"活動は、分社化前の旧三井造船株式会社時代の2013年に始まった「SFモデル職場」という施策が継続されてきた中での取り組みです。

ここでは「SFモデル職場」について紹介します。2012年に三井造船玉野事業所で試行的に実施した管理職向けのSF研修が大好評で、「こういうことは上から下まで巻き込んで一緒にやった方が良い」というアンケート結果が出たことで始まったコミュニケーション環境改善活動です。

数千人が働く工場の中からいくつか選抜された職場が約一年間SFを応用した職場活性化に取り組みます。出だしの研修は私(青木安輝)が講師をさせていただきますが、現在はフォローアップは担当者の方が実施しています。そして何よりも活動内容はチームの皆さんが自主的に決めて、実行し、調整し、継続していきます。

私がうれしい気持ちでびっくりしたのは、この「SFモデル職場」活動が昨年の会社全体の分社化というかなり大きな変革の中で色々揺れることもあったであろう中で継続しているという事実です。

2014年のJ-SOL7でSFモデル職場の成果を初めて発表して以来、この大きな工場の中で少しづつ「コミュニケーションを大切にしよう、SFで仲間を大切にしよう」という想いに共鳴する人たちが増えてきたのだろうと私は想像します。トップダウンで始まったことでもその実質的内容が現場の自主性に任され、しかもその成果がしっかり認められるという循環をつくることで、つくりものではない本物の組織文化になりつつあるのだと思います。ここまでの継続を可能にしてきた担当者の方の努力には本当に頭が下がります。

さて、「山ちゃん」こと山下さんの写真をウエブサイトで見てください。
素敵な笑顔ですよね。職場を明るくするために実行した2つのこととは何なのか、山下さんの元気な声をお聴きするのが楽しみです♪

★この分科会紹介ページ↓
https://www.j-sol.org/sf_inside_day_contents.php#mesk

SF inside Day by 青木 安輝
posted by 株式会社ソリューションフォーカス at 19:39| Comment(0) | TrackBack(0) | "SF inside" Day
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