2018年10月04日

藤森工業株式会社横浜事業所訪問レポート

藤森工業株式会社横浜事業所訪問レポート
〜〜やっぱり、SFは実践してなんぼ!〜〜
藤沢さつき

先日、藤森工業株式会社(ZACROS)横浜事業所を訪問させて頂きました。
その時の事をお伝えします。

SF実践を4分でプレゼン中 「認め合う・学び合う・応援し合う」時間
SF実践を4分でプレゼン中 「認め合う・学び合う・応援し合う」時間

ZACROS横浜事業所からは、毎年SF実践コースやSFベーシックセミナーにご参加頂いていますが、志田事業所長が実践コース5期に参加された時から、「横浜事業所に見学に行きたい」と折りに触れ言っておりました。
今回の訪問はやっと想いが叶ったという事になります。

訪問の目的は二つありました。
一つは、毎年の実践コース生の色々な実践プロジェクトの現場を見る事、一つは、7月に実践コース修了生の企画で横浜事業所SFベーシックセミナーを自主開催されたので、実践発表の場であるフォーラムをオブザーブする事でした。

私の気持ちとしては単なる事業所訪問というよりも、SFアカデミア担任?として、家庭訪問のような授業参観のような気持ちで訪問させて頂きました。

まず、実践コース6期生の福田さんの案内で工場見学をし、社員食堂でのランチ会を挟んでフォーラムのオブザーブをしました。

1日を通して感じた事があります。
それは、横浜事業所には間違いなくSFの根が張って確実に育っている事です。
「出来ない理由ではなく、何があったら・どうしたらを考える」という、志田所長が発信しているメッセージが、かなり浸透している事を感じました。

横浜事業所では、「皆で自覚ミーティング(MJM)」を続けています。
ルールの見直しや現場の改善を自分たちでしていくという取組です。
実践コース修了生の実践プロジェクトにも、改善を扱ったものもあります。
工場見学の時に、「〇〇さんが取組んでいた事はこれだ」とか、「〇〇さんが言っていた事はこれだったんだ」というものを目にする度に、とっても嬉しくなりました。

更に、実践コース生の取組だけではなくて、現場の方々が自主的に改善した「なるほど!」と思う改善も沢山あり、福田さんに説明して頂きました。
福田さんが「MJMで項目にあがった時には『ちょっと無理じゃない』と思った事を、現場の人が自分たちでアイデアを出して改善してくれたんです。驚きました。」と、とても嬉しそうに話しをしてくれた事が印象的でした。

午後のフォーラムは、7月に自主開催したベーシックに参加された(課長・職長)12名の内10名の方が参加し、福田さんが進行されました。
オブザーバーとして、志田所長と名張事業所の本間所長(2期生)・桑本さん(9期生)・今回の切っ掛けを作った沼田事業所で初のベーシック自主開催をした戸塚さん(9期生)・弊社のSFベーシックセミナー受講生も数人参加されました。

一か月の間に実践した事を4分でプレゼンをし、他の人からOKメッセージを送りました。
10名全員の実践内容は正直驚くほどのものでした。
OKメッセージの内容も、SFアカデミアのクリード“認め合う・学び合う・応援し合う”場が、そこに創り出されていた事も素晴らしいと感じました。

全員が仕事やプライベートでそれぞれ自分に出来る実践をして変化を創り出していて、SFの小さな“アート”が沢山ありました。

その中からTさん(職長)の事例を紹介します。
遅刻や欠席が多い部下に対して叱るのではなく、現在の仕事で出来ている事にOKメッセージを送り、更なる期待を伝え、「その為には自分に何があったら良い?」と質問をする事で、本人から「体調管理をしっかりする」というスモールステップが出てきて、結果として遅刻や欠席が大幅に減少したそうです。

「遅刻・欠席」という問題そのものにフォーカスするのではなく、他者尊重で相手を認めて、Tさんが相手に対する見方と会話の焦点を変えた事で創られた成果です。
SFコミュニケーションの3つの要素「リソース・肯定的未来・スモールステップ」にフォーカスし、シンプルなSFをシンプルに実践した見事な事例だと感福しました!

Tさんの事例も他の方の事例も全てに共通している事が2つありました。
①相手を変えようとするのでなく自分の言動を変えた。
②シンプルに素直にSFを使ってみている。

自分の今までのやり方を変える事は勇気がいることでもあると思います。
その一歩を踏み出す切っ掛けとしてフォーラムという機会を活かした10名の方々と、その機会を創り出した福田さんや桑本さんと支援した事業所の皆さまに敬意を表します。

同時に、弊社が行っているSFアカデミアのベーシックセミナーを「ベーシック」と「フォーラム」で一つとしている事に、その価値や意味に確信を持つことが出来ました。

“SFは実践してなんぼ”

だから、どんな小さな実践にも価値があり、“認め合う・学び合う・応援し合う”場として「フォーラム」は大切な機会であること。

今回の訪問では、私自身が沢山学ばせて頂いた事も多くありました。
そして、弊社がやってきたこと・やっていることへの何よりものOKメッセージを頂いた、そんな感覚を持てた1日でした。

横浜事業所の皆さま、志田所長、お声がけくださった福田さんにお礼申し上げます。

実践発表、有難うございました
実践発表、有難うございました
SFアカデミア by 藤沢 さつき
posted by 株式会社ソリューションフォーカス at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | SF inside

2018年06月11日

"SF inside" Day 2018分科会の見どころ紹介 Vol.5と大会テーマの意味

"SF inside" Day 2018 分科会の見どころ紹介 Vol.5と大会テーマの意味
青木 安輝

こんにちは。ソリューションフォーカスの青木安輝です。

"SF inside" Day 2018開催まで2週間足らずとなりました。今号のニュースでは、大会テーマの意味あいと、それに沿った内容で2日目に事例提供をしてくださる山本さん(ゆい社会保険労務士事務所)と長野さん(株式会社OSK)の発表内容についてお知らせします。

"SF inside" Day 2018大会テーマ:「SFという生き方」

過去13年間に様々なSFプログラムを提供してきましたが、それを受講した後で様々な成果をあげたという皆さんのお話を詳しく聴いてみると、どうもセミナー受講以前から既に人生経験の中でSFの境地にたどり着いていたとお見受けする方が沢山いらっしゃいました。「私が自分なりに考えてやってきたことを、よく体系的にまとめてくださいましたね」と感謝されることも何回もありました。

「機械の使い方」のようなノウハウであれば、教わる前から知っていたということはあり得ませんが、人の生き方や人間関係に関する知恵は、人生の中で様々な体験をして、そこから学ぼうとする姿勢があれば、セミナー等で教わる以前に“知っている”ということが大いにあります。

SF実践で素晴らしい成果を創り出す人の中に、「青木さんの本に書いてあることをそのままやっただけですよ」といとも簡単に言う方が時々いらっしゃいます。前は「照れるなあ。オレってそんないい本書いたかなあ」とベクトルを自分に向けた反応をしていました(笑)。しかしよく考えてみると、そのくらいSFを違和感なく自然に実行に移すことができるのは、その人が既にSF感覚をもっていた証拠だとやっとわかってきました。そして、そんな方ほどSF実践の細部をスマートに工夫されることにいつも驚かされます。

既に“知っていた”ならセミナーなど必要ないではないか!?

そんなことはありません。人間は様々な側面をもっていますし、人生経験も色々です。もともとSF要素を沢山もっている人も、それ以外の様々なクセや思考パターンを同時に持っているので、必要な時にいつも適切にSFスイッチを入れているとは限りません。ある条件が揃う時だけ無意識の内にSFをしている場合もあります。ですから、セミナーや本を通じて“教えられるSF”は、自分の中に既にあるSFと共鳴し、意識的に活用できるようになるためのテンプレートとして機能するのです。
そして意識的にSF実践を重ねるほど、活用法が洗練されてきます。

「SFという生き方」というのは、教科書的なテンプレートをどれだけ忠実になぞることができているかの話ではなく、どれだけ自分の中のSFを呼び起こしているかに意識を向けていただくためのフレーズです。

ここで、皆さんに見ていただきたい資料があります。

現在「SFコミュニケーションのフレームワーク〜前向きな対話の構造モデル〜」として、セミナーの中で提示しているとらえ方は、SF実践者へのアンケート調査結果をもとにしてつくられました。アンケートの質問とその回答がとても興味深く、教科書的な回答というよりは、SF実践者がもともと持っていたSF要素が「生き方」の中で現れてきたとも言える内容が多いです。これをご覧になると、もしかしたら「自分のSFという生き方」が見えるきっかけとなるかもしれません。

こちら(https://www.j-sol.org/2018theme.pdf)をクリックしていただくと、「事前考察 参考資料」として提示してあります。"SF inside" Dayに参加される方は、事前に目を通すことを是非おすすめします。参加しない方も、自分の生き方の中のSFを発見するかもしれませんよ♪

「『SFと自分の生き方』
〜マイクロステップから始まる、人生のグッド・ウェーブ〜」

(発表者:山本勝之氏・長野豊佳氏 )

スモールよりもさらに小さいマイクロレベルのステップ。小さいからこそ日常の様々な場面で活用できる。小さいけれども、積み重ねていくことで予想した以上の大きなことにつながっていく。

「SF実践コース」第九期生のお二人が開示してくださるそんな等身大で身近なSF体験は、きっと聴く人々の人生で経験してきた様々なマイクロレベルでの「SFという生き方」を思い起こさせてくれるはずです。

★この分科会紹介ページ↓
https://www.j-sol.org/sf_inside_day_contents.php#yamamoto-nagano

"SF inside" Day 2018は6月21日まで参加申込受付いたします。
「SFという生き方」というテーマを媒介に「認め合い、学び合い、応援し合う」1日半を皆様とご一緒するのを楽しみにしています♪

お知らせ
SF inside Day by 青木 安輝
posted by 株式会社ソリューションフォーカス at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | "SF inside" Day

2018年05月17日

"SF inside" Day 2018分科会の見どころ紹介 Vol.4

"SF inside" Day 2018 分科会の見どころ紹介 Vol.4
青木 安輝
◆ 横浜南共済病院+株式会社ハートセラピー:
「解決志向による職場活性化活動で看護師の底力を見た!」
(発表者:柳原里枝子氏、久保 恭兵氏、末永 八千代氏 )

この事例共有者の柳原さんは、ご自身が看護師としてガン患者さんに関わった体験などを通じて、「多くの人が自分の価値観の元、幸せに後悔なく人生を送ることが出来たらいいな」という想いを抱くようになったそうです。その想いを実現するために起業し、その事業の一環として、SF活用で人がよりいきいきと仕事ができる職場環境を整えるサービスを提供されています。

横浜南共済病院看護部から依頼されたプログラムは、5カ月の間に3時間セミナーを4回実施するというもので、時間としては決して十分に長いとは言えない研修です。そして受講者は固定された18名のみ。あなたが講師だとして、その条件で300人の看護部を活性化してくれと言われたら・・・と想像してみてください。これは、Mission impossible? Or possible?

結果はPossibleだったようです!ある日、研修に参加していない看護師長さんが柳原さんのところに来て、とてもうれしそうに職場での変化を伝えてくれたそうです。新人の看護師さんが「こういう先輩がいるところで働きたい!」と言ったという言葉が特に耳に残ったとのこと。

そして、"SF inside" Day にも何名かの看護師さんが参加することとなり、職場活性化をさらに前進させたいという気運の高まりがあるようです。一体何がそのような変化を起こさせたのでしょうか?
それはぜひ分科会の中で詳しくお聴きください。

★この分科会紹介ページ↓
https://www.j-sol.org/sf_inside_day_contents.php

◆ 三井E&S造船株式会社 艦船営業部:
「“営業部内におけるグループ間同士のコミュニケーション向上大作戦”
『会社または組合主催の会社イベントへの
チーム全体での積極的な参加!』」

(発表者:赤堀 則文氏 )

運動会や各種スポーツ大会、はたまた団体旅行など、一昔前の会社では当たり前だった社内行事が最近はなかなか盛り上がらないので、中止になったという話をよく聞くことがあります。社会全体でも個人の嗜好が優先され、「とにかく皆で一緒に同じものを」ということが随分減少してきた昨今です。

そんな時代ですが、赤堀さんが発表してくださる内容は、会社の仲間が仕事とは直接関係ないお楽しみイベントで快適に交流を深め、それによってコミュニケーションが深まっていったという内容です。

実は、発表者の赤堀さんが、ウェブサイト上の分科会紹介文原稿を送ってくださった時に、写真が沢山添付されていました。どれも多くの人々が楽しく社内イベントに参加している様子を写したスナップショットでした。
残念ながらサイト上ではそれらを紹介できていないのですが、素晴らしい笑顔が沢山写っていました。これがSF活動の成果だとしたら、見事なお手本だなあと思いました。分科会の中ではきっと多くの写真が紹介されることでしょう。

そういうイベントへの参加を促すという方針も、「うまくいったことはもっとやる」というSF原則に則って、過去の成功体験を振り返ったり今あるリソースは何かと確認しようという話し合いを通じて、できあがり ました。そして、なんと全員が参加するところまでこぎつけたのです。

コミュニティー崩壊や居場所の喪失などが増えてきた現代社会と言われていますが、赤堀さんの周辺ではむしろその逆のことが起こっているようです。
人生で一番長い時間を過ごすところが職場である人が多いわけですが、そこで一緒に過ごす人たちとの交流が気持ちよく深められていった秘訣は何なんでしょう。ぜひ赤堀さんのお話を聴いてみてください。

★この分科会紹介ページ↓
https://www.j-sol.org/sf_inside_day_contents.php#mese

SF inside Day by 青木 安輝
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2018年05月13日

"SF inside" Day 2018分科会の見どころ紹介 Vol.3

"SF inside" Day 2018 分科会の見どころ紹介 Vol.3
渡辺 照子
◆ 藤吉工業株式会社:
「FS10饗宴!!『SFを意識させない』活動 "『どっぷりSF』メンター制度」
(発表者:櫻井 逸昌氏 、門田 貫氏、坂元 崇大氏、稲荷 真也氏、飯田 奈央氏 )

藤吉工業は、6年前から今までに10名の「SF実践コース」修了者を輩出しています。発表テーマの「FS10」とは、実践コースを修了した“藤吉工業のソリューショニスト10人”という意味です。

発表には、3本の柱があり、「SFを前面に押し出さずに、むしろ意識させない活動」2本と、「ソリューショ二ストたちによるSF面談を活動の中心として、“どっぷりSFに浸かった”メンター制度の推進活動」1本です。

1本目の柱は、坂元氏がおこなった、「事務所へ1時間早く戻り、自宅にも早く帰る」ための業務効率改善の実践です。坂元氏は、「缶コーヒー」と「ヒアリング」と「アンケート」を駆使した取り組みを半年間続け、業務改善が進んだ上に、部員が1時間早く事務所に戻り、帰宅も早められるようになりました。上司からは「SFやった感じに見えないけど何か変わったよね」と言われたそうです。そこには、坂元氏の“やらされ感では継続しない”という信念があり、SFを前面に出さずに部下とのコミュニケーションが自然に深まるようにする配慮がありました。

2本目の柱は、稲荷氏が行ったアンケートツール使用のユニークな実践「Big Smile〜明るく笑顔の部署にする〜」です。「工事課は現場常駐が多く毎日全員が事務所に集まれないが、何とかしてSF実践をする手立てはないかなぁ?」と考えた結果思いついたのが、アンケートツールの活用。直接顔を合わせる機会が少ない中でも、アンケートの質問、回答、それに対するコメントの返却というやり取りを繰り返す中で、SF要素を活かして、Big Smileな職場に向けてチーム内のコミュニケーションを深めていきました。
その結果、若手の仕事意識が変わり、相談されることが多くなり、チームプレーが増え、事務所内の会話も増えていきました。

3本目の柱は、櫻井氏、門田氏、飯田氏を中心に、社内ソリューショ二ストたちがメンターになり、若手社員30名ほどのメンティーにSF面談を実践した取り組みです。このメンター制度の導入により、若手たちが活き活きしてきています。メンティー達の声は「認めてもらえることが何より嬉しい。」「別の部署のメンターとの会話で視野が広がる。」「メンターたちと飲み会をやりたい気持ちだ。」などポジティブです。
ソリューショ二ストたちの何が、若手の躍動感を引き出したのかどうぞご注目ください!

以上渡辺でした。

★この分科会紹介ページ↓
https://www.j-sol.org/sf_inside_day_contents.php#fujiyoshi

SF inside Day by 渡辺 照子
posted by 株式会社ソリューションフォーカス at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | "SF inside" Day
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